楽しむ  落語家 
2019/2/10 更新

 

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いろいろと楽しむ

 「趣味は?」と問われると、返答に窮します。考えて見ると趣味らしいことはしていません。スポーツクラブに通っていますが、これは趣味と言うより健康維持の手段です。パソコンに向かっていることが多いのですが、趣味とは言えないでしょう。53歳からゴルフを始めました。在職中は仕事に追われてなかなかゴルフの練習ができず上達しませんでしたが、定年後になってようやく練習に打ち込めるようになりました。しかし、脊柱管狭窄症の手術を受けて以来ゴルフを中止しています。
 ここでは趣味に限らず「楽しむ」をテーマに記載します。

上方落語第七藝術劇場いろいろ

上方落語

上方落語
 子供の頃には自宅(神田)近くに寄席があり、時々父親に連れられて行きました。また、ラジオで落語や漫才、浪曲を楽しんでいました。しかし、年を重ねるにつれていつの間にか落語とは縁遠くなりました。テレビの普及や寄席が少なくなったことも原因だと思います。そうは言いながらJALに乗ると必ず「JAL名人会」を聞いています。
 定年で退職後は時間の余裕ができたので上野の寄席へ行ったこともありました。大阪へ転居したのを機に上方落語を楽しもうと思います。(社)上方落語協会(桂 三枝会長)のホームページ http://www.kamigatarakugo.jp/ で「島之内寄席友の会」を知り「KICOCA」会員となりました。月例の「上方落語定席 島之内寄席」を中心に諸々の落語会へ足を運ぼうと思っています。

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2019年

ABCラジオ「第117回上方落語をきく会」昼の部(2019年2月10日(日))
 あましんアルカイックホール・アクトで開演された「ABCラジオ 上方落語をきく会」昼の部へ行きました。
 「上方落語をきく会」は、朝日放送が昭和30年12月1日に旗揚げし、今回117回目を迎えました。「上方落語をきく会は」昼夜2公演を行い、ABCラジオで両公演を完全生中継しました。昼の総合司会を三代澤康司、伊藤史隆、桂沙綾アナウンサーが行いました。昼の部を「ドッキリ!ハッキリ!三代澤康司です」、夜の部を「伊藤史隆のラジオノオト」の二番組がプロデュースしました。
ABCラジオ「第117回上方落語をきく会」演題
 昼の部は12時から16時まで満員の観客の拍手と笑い声が館内に響きました。開口一番は、桂沙綾アナウンサーが「初鳴き」を演じました。なかなか見事な出来でした。続いて、三代澤・伊藤両アナウンサーの挨拶があり、続いて桂アナウンサーとABCキャラクター「エビシー」が登場しました。
 演者は、笑福亭鉄瓶(かぜうどん)、桂雀五郎(初天神)、笑福亭たま(源平盛衰記)、桂南天(崇徳院)、中入り、笑福亭生喬(質屋芝居)、ハードラック(笑福亭仁智)でした。
 今回の演目は全て過去に聞いたことがありますが、どの演者も持ち味を存分に発揮して、熱演そして観客を大いに笑わせました。この日の評価は「満足」でした。
ABCラジオ「第117回上方落語をきく会」

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2018年

島之内寄席 十月席(2018年10月21日(日))
 上本町の銭屋ホールで開催された[島之内寄席 会長・副会長そろいぶみ!」へ出かけました。2016年の六月席以来の島之内寄席です。今回の十月席から会場が大阪市立中央会館から上本町の「銭屋ホール」になりました。会場は満席で、客の入りは200名弱といったところです。

 13時30分から15時50分まで上方落語を楽しみました。始めに、桂 春雨の司会で、笑福亭 仁智会長、桂 米團治副会長、桂 きん枝相談役の口上がありました。番組は、米團治(七段目)、きん枝(一文笛)、仲入り、春雨(短命)、仁智(ハードロック)でした。
島之内寄席10月席チラシ

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ABCラジオ「第116回上方落語をきく会」昼の部(2018年1月20日(土))
 あましんアルカイックホール・アクトで開演された「ABCラジオ 上方落語をきく会」昼の部へ行きました。「上方落語をきく会」は、朝日放送が昭和30年12月1日に旗揚げし、今回116回目を迎えました。「上方落語をきく会は」昼夜2公演を行い、ABCラジオで両公演を完全生中継しました。総合司会を三代澤康司、伊藤史隆両アナウンサーが行いました。
 昼の部は12時から15時50分まで満員の観客の拍手と笑い声が館内に響きました。開口一番は、桂 小留が「ん廻し」を演じました。三代澤・伊藤両アナウンサーの挨拶があり、続いて桂沙綾アナウンサーとABCキャラクター「エビシー」が登場しました。
 演目は、月亭 方正(住吉駕籠)、桂 咲之輔(鬼の面)、桂 吉の亟(ふぐ鍋)、笑福亭 仁智(源太と兄貴)、中入り、桂 米二(初天神)、桂 文珍(くっしやみ講釈)でした。
 今回の演目は全て過去に聞いたことがありますが、どの演者も持ち味を存分に発揮して、熱演そして観客を大いに笑わせました。この日の評価は「満足」でした。
第116回上方落語をきく会 番組
 方正さんは、バラエティの世界から落語の世界へ飛び込んできて今年で10年になるそうです。山崎 邦正が月亭 八方師匠に弟子入りして方正の名を付けられました。2009年1月に天満天神繁昌亭で開演された「十三寄席 噺のにぎわい」で「阿弥陀池」を演じました。噺はまだまだでしたが、観客を笑わせていました。気になったのは、高座に上がる前に着物の着付けが少し乱れていて、噺の進行に従って乱れがひどくなった事です。その時は「ちゃんとした修業をしてないからだ」と思ったものです。今回は、はかま姿だったので、そんなことは全くありませんでした。
 2008年4月から7月まで、桂 春団治一門をゲストスピーカーに迎えて大阪市立大学の公開授業「大阪落語への招待」が開講されました。私は全14回の授業を受講し、修了証を授与しました。咲之輔さんは入門2年目で、助手を務めていました。
 第116回上方落語をきく会 プログラム

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2017年

ABCラジオ「第115回上方落語をきく会」昼の部(2017年1月21日(土))
 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティで開演され「ABCラジオ 上方落語をきく会」昼の部へ行きました。「上方落語をきく会」は、朝日放送が昭和30年12月1日に旗揚げし、今回115回目を迎えました。「上方落語をきく会は」昼夜2公演を行い、ABCラジオで両公演を完全生中継しました。総合司会を三代澤康司、伊藤史隆両アナウンサーが行いました。
 昼の部は12時から15時40分まで900名を超える観客の拍手と笑い声が館内に響きました。昼の部では、今、上方落語界で最も勢いを感じると評判の「平成3年入門組」を代表して桂南天さんと桂文三さんが、「平成6年入門組」から桂春蝶さんと桂かい枝さんが芸の対抗戦を行いました。演目は、桂 弥太郎(転失気)、桂 三語(二人癖)、桂 春蝶(紙入れ)、桂 かい枝(茶屋迎い)、桂 きん枝(不動坊)、中入り、桂 文三(親子酒)、桂 南天(代書)でした。
 900名超の観客を前に、どの演者も持ち味を存分に発揮して、熱演そして観客を大いに笑わせました。この日の評価は「超満足」でした。
第115回上方落語をきく会 プログラム 第115回上方落語をきく会 番組

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2016年

上方落語定席 月例 島之内寄席 六月席(2016年6月18日(土))
 大阪市立中央会館で開催された「島之内寄席 六月席」へ出かけました。今年四月席から会場がトリイホールから大阪市中央会館へ変更になってから、初めての島之内寄席です。四月席は無料招待となるので応募しましたが、抽選で落選となりました。その代わり、特別割引券をいただきました。入場して会場を見回したところ、客の入りは150名弱といったところでしょうか。
 14時から16時まで上方落語を楽しみました。演者は、露の 雅(つる)、桂 雀五郎(野崎詣り)、桂 枝女太(植木屋娘)、仲入、林家 染二(茶屋迎い)、桂 ざこば(笠碁)でした。出演者それぞれが持ち味を生かしてとても良かったです。本日の評価は久しぶりに「大満足」でした。
2016年島之内寄席 六月席

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上方落語定席 月例 島之内寄席 三月席(2016年3月19日(土))
 トリイホールで開催された「島之内寄席 三月席」へ出かけました。補助椅子が30席程ありましたが、会場は札止め満員でした。今公演をもって会場が変更になります。最終公演ということで超満員になったのでしょうか。
 14時から16時25分まで上方落語を楽しみました。演者は、桂 三実(松山鏡)、新人賞候補の桂 福丸(しの字丁稚)、笑福亭 鶴二(ハンカチ)、笑福亭 仁嬌(人形買い)、仲入、露の 団四郎(へっつい盗人)、桂 雀三郎(らくだ)でした。出演者それぞれが持ち味を生かして良かったです。本日の評価は「満足」でした。
 4月から中央区島之内にある大阪市立中央会館で公演することになります。四月席は抽選で無料招待となるとのことなので、帰宅して往復はがきで応募しました。私が初めて島之内寄席に出かけたのは2006年の二月席で、会場はワッハ上方5階のワッハホールでした。2011年一月席からトリイホールへ変更になりました。なお、1972年2月、島之内教会で第1回公演が開催されました。
2016年島之内寄席三月席 チラシ

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ABCラジオ「第114回上方落語をきく会」昼の部(2016年1月30日(土))
 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティで開演され朝日放送創立65周年記念「ABCラジオ 上方落語をきく会」昼の部へ行きました。「上方落語をきく会」は、朝日放送が昭和30年12月1日に旗揚げし、今回114回目を迎えました。「上方落語をきく会は」昼夜2公演を行い、ABCラジオで両公演を完全生中継しました。総合司会を三代澤康司、伊藤史隆両アナウンサーが行いました。
 昼の部は12時から15時30分まで900名を超える観客の拍手と笑い声が館内に響きました。演者は、桂 ぽんぽ娘(赤ちゃん談議)、桂 華紋(阿弥陀池)、桂 佐ん吉(おごろもち盗人)、桂 吉弥(ホース演芸場)、笑福亭 鶴光(善悪双葉の松)、中入り、桂 文華(近日息子)、笑福亭 三喬(崇徳院)でした。
 900名超の観客を前に、どの演者も持ち味を存分に発揮して、熱演そして観客を大いに笑わせました。この日の評価は「超満足」でした。
114回上方落語をきく会プログラム 第114回上方落語をきく会演目

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2015年

上方落語定席 月例 島之内寄席 十二月席(2015年12月19日(土))
 トリイホールで開催された「月例 島之内寄席 十二月席」へ出かけました。会場は空席が目立ちました。
 14時から16時25分まで上方落語を楽しみました。演者は、桂 寅之輔(大安売り)、桂 ひろば(竹の水仙)、笑福亭 恭瓶(何考えとんねん<桂三枝・作>)、桂 枝女太(悋気の独楽)、仲入、第二十五回彦八まつり素人演芸バトル優勝者の藤井 寅彦(落語)、桂 花団治(昭和任侠伝)、露の 都(猿後家)でした。藤井君は高校生で17歳だそうですが、落ち着いてぜんざい公社のさわりを3分間でうまくまとめていました。寅之輔と恭瓶はまあまあでした。ひろば、枝女太、花団治は持ち味を生かして良かったです。都は時々喋りに気になるところがありました。本日の評価は「満足」でした。
島之内寄席十二月席

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上方落語定席 月例 島之内寄席 七月席(2015年7月11日(土))
 トリイホールで開催された「月例 島之内寄席 七月席」へ出かけました。会場は少々空席が見受けられました。
 14時から16時20分まで上方落語を楽しみました。演者は、桂 三語(狸さい)、新人賞候補の桂 吉の丞(胴切り)、桂 福矢(青菜)、桂 枝三郎(ぼっかぶり)、仲入、笑福亭 瓶太(振り込め!<桂 三風・作>)、笑福亭 呂鶴(馬の田楽)でした。三語は少々歯切れが悪いのと着物の前が崩れたのが気になりましたが、まあまあと言ったところです。福矢の特徴のあるしゃべり方や瓶太のセリフが良かったです。出演者それぞれが持ち味を生かして良かったです。本日の評価は「満足」でした。
2015年島之内寄席(七月席)チラシ

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上方落語定席 月例 島之内寄席 六月席(2015年6月20日(土))
 トリイホールで開催された「月例 島之内寄席 六月席」へ出かけました。会場は空席が目立ちました。観客は50名程度か。
 14時から16時20分まで上方落語を楽しみました。演者は、笑福亭 呂好(米揚げ笊)、新人賞候補の桂 雀太(いらちの愛宕詣り)、林家 菊丸(癪の合薬)、笑福亭 岐代松(船徳)、仲入、桂 団朝(風呂敷)、桂 春之輔(天満の白狗)でした。呂好はまあまあです。雀太のいらちの所作が面白かったです。岐代松の熱演は伝わるが、噺が少々長く感じて退屈しました。団朝の酔っぱらいの所作は良かったです。菊丸と春之輔は相変わらずうまかったです。出演者それぞれが持ち味を生かして良かったです。本日の評価は「満足」でした。
 平成21年5月16日以降、島之内寄席への来場回数40回となり、扇子と手ぬぐいをプレゼントされました。 
  島之内寄席40回来場プレゼント 島之内寄席40回来場プレゼント中味

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上方落語定席 月例 島之内寄席 五月席(2015年5月16日(土))
 トリイホールで開催された「月例 島之内寄席 五月席」へ出かけました。会場はほぼ満席でした。
 14時から16時20分まで上方落語を楽しみました。演者は、桂 治門(動物園)、新人賞候補の笑福亭 喬介(天狗さし)、林家 染左(借家借り)、桂 楽珍(阿武松)、仲入、桂 三風(せんたく)、笑福亭 福笑(蓮の池クリニック)でした。治門はまだまだ。喬介は手の動きが独特で面白い、アホが上手、まあまあ。染左、楽珍、三風、福笑はそれぞれの持ち味を生かして良かったです。染左、楽珍、三風は話術が巧み、福笑は噺もしゃべりも面白い。本日の評価は「満足」でした。
2015年5月島之内寄席(五月席)

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上方落語定席 月例 島之内寄席(三月席)(2015年3月21日(土))
 トリイホールで開演された「月例 島之内寄席 三月席」へ行きました。客席は少々空いていました。昨年11月以来の島之内寄席です。
 14時から16時10分まで上方落語を楽しみました。演者は、笑福亭 飛梅(道具屋)、新人賞候補の露の 団姫(鯛<桂三枝作>)、林家 うさぎ(隣の桜)、桂 文福(金婚旅行)、中入、笑福亭 仁勇(紀州)、桂 雀三郎(天王寺詣り)でした。飛梅は生きは良いがまだまだです。団姫はゆっくり、すらすらとしゃべるのですが、何か物足りません。うさぎ、文福、仁勇、雀三郎はそれぞれ持ち味を生かして良かったです。文福は大声で、ダジャレ、相撲甚句、歌謡曲のメドレー、そしていつの間にか笑いの中で噺は終わっていました。雀三郎は相変わらずうまいです。本日の評価は「満足」でした。

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2014年

上方落語定席 月例 島之内寄席(十一月席)(2014年11月2日(土))
 トリイホールで開演された「月例 島之内寄席 十一月席」へ行きました。空席がとても目立ちました。
 14時から16時25分まで上方落語を楽しみました。演者は、桂 そうば(十徳)、桂 壱之輔(真田小僧)、桂 三金(美術館泥棒<桂三金・作>)、笑福亭 仁扇(鹿買い)、仲入、笑福亭 達瓶(ちりとてちん)、露の 愼悟(雪の子守歌)でした。どの演者も持ち味を存分に発揮して、良かったです。なぜ、空席が多かったのかが不思議でした。この日の評価は「満足」でした。
2014年11月島之内寄席 題目

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相愛寄席(2014年8月2日(土))
 相愛学園本町学舎講堂で開催された、「第5回相愛寄席 「仏教と落語入門」 〜あの世とこの世を行ったり来たり〜」へ行きました。会場は満席でした。人文学部公開授業「仏教と落語入門」の授業の場でもあります。私も2011年に公開授業を受講しました。
 チェロ三重奏によるウエルカム演奏、釈 撤宗 教授と元人文学部長のお話しの後、上方落語などを楽しみました。落語あり、講談あり、書生節ありの内容でした。演者は、桂 壱之輔(ろくろ首)、桂 枝三郎(地獄八景)、旭堂 南陵(怪談 淀の月)、仲入り、旭堂 南海・宮村 群司(書生節)、桂 春之輔(もう半分)でした。仲入り後に釈教授と桂 春之輔客員教授が公開授業について話の後、人文学部の学生スタッフが舞台に上がりました。学生スタッフは司会や受付・誘導、会場設営、舞台の裏方などを行ったそうです。
第5回相愛寄席 ガイド表紙

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上方落語定席 月例 島之内寄席(七月席)(2014年7月19日(土))
 トリイホールで開演された「月例 島之内寄席 七月席」へ行きました。座席は空席が目立ちました。
 14時から16時25分まで上方落語を楽しみました。演者は、桂 紋四郎(延陽伯)、新人賞候補の桂 吉の丞(游山船)、笑福亭 喬楽(宗論)、桂 文也(皿屋敷)、仲入、桂 阿か枝(しびんの花活け)、笑福亭 仁智(兄貴の頭)でした。紋四郎はまだまだです。吉の丞、喬楽、文也、阿か枝はそれぞれの持ち味を生かし良かったです。阿か枝も声に特徴があり良かったです。仁智の噺は相変わらず面白かったです。この日の評価は「満足」でした。

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上方落語定席 月例 島之内寄席(四月席)(2014年4月19日(土))
 トリイホールで開演された「月例 島之内寄席 四月席≪第八回繁昌亭大賞 受賞者の会≫」へ行きました。久しぶりの島之内寄席でした。座席はほぼ満席でした。
 14時から16時10分まで上方落語を楽しみました。演者は、桂 ちきん(狸の賽)、≪輝き賞≫新人賞候補の桂 二乗(短命)、≪爆笑賞≫笑福亭 右喬(平の陰)、≪第二回大賞≫林家 染二(軽業講釈)、仲入、≪創作賞≫桂 三扇(じいちゃんホスト<桂 三枝作>)、≪大賞≫笑福亭 生喬(藪入り)でした。なお、染二は都合により出演できなかった≪奨励賞≫林家 染弥の代演でした。ちきんはまだまだ、二乗と右喬はまあまあでした。染二、三扇、生喬はそれぞれ持ち味を生かして良かったです。この日の評価は「まあ満足」でした。
2014年4月島之内寄席 題目

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十三寄席 染弥・三弥ふたり会(2014年3月2日(日))
 十三サカエマチ商店街 サンポードシティ5階シアターセブンで開演された「十三寄席 染弥・三弥ふたり会」へ行きました。会場は盛況で120名の入りだったそうです。
 14時から16時10分まで上方落語を楽しみました。始めに、林家 染弥と桂 三弥の二人が高座に並び挨拶をしました。二人とも塚本の住民で、十三で初めての高座だそうです。演目は、三弥(宿題<桂 三枝作>)、染弥(立ち切れ線香)、中入り、染弥(看板の一)、三弥(火焔太鼓)でした。二人ともとても良かったです。
 昨年10月、月亭 文都プロデュースの「十三寄席 噺のにぎわい」が15年間全60回で 終わりました。永年通っていたのでがっかりしていました。偶然ミニコミ誌で本公演を知りさっそく出かけました。これからも十三寄席を定期的に開演して欲しいと願います。    

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ABCラジオ「第112回上方落語をきく会」昼の部(2014年2月1日(土))
 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティで開演されたABCラジオ「第112回上方落語をきく会」昼の部へ行きました。
 「上方落語をきく会」は、朝日放送が昭和30年12月1日に旗揚げしました。今回の「上方落語をきく会は」昼夜2公演を行い、ABCラジオで両公演の完全生中継を行いました。総合司会を三代澤康司、伊藤史隆両アナウンサーが行いました。
 昼の部は12時から15時30分まで900名を超える観客の拍手と笑い声が館内に響きました。演者は、笑福亭 鉄瓶(狸賽)、林家 染弥(ふぐ鍋)、月亭 文都(鬼の面)、桂 坊枝(火焔太鼓)、桂 ざこば(天災)、中入り、桂 雀三郎(哀愁列車)、月亭 八方(猫の忠信)でした。
 900名超の観客を前に、どの演者も持ち味を存分に発揮して、熱演そして観客を大いに笑わせました。この日の評価は「超満足」でした。
第121回上方落語をきく会 小冊子

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2013年

上方落語定席 月例 島之内寄席(十一月席)(2013年11月16日(土))
 トリイホールで開演された「月例 島之内寄席 十一月席」へ行きました。座席は空席が目立ちました。
 14時から16時15分まで上方落語を楽しみました。演者は、桂 寅之助(転失気)、林家 染弥(天災)、笑福亭 忍笑(相撲風景)、露の 都(ハルちゃん(石山悦子・作)、仲入、笑福亭 仁勇(茶の湯)、笑福亭 呂鶴(仏師屋盗人)でした。前座の寅之助はまあまあです。熱演の染弥はうまかったです。忍笑の大声で熱演は良かったです。都はまあまあでした。仁勇は歯切れが良くうまかったです。ただ、噺が中途半端で終わってしまったのが残念でした。熱演の呂鶴はうまかったです。この日の評価は「満足」でした。
島之内寄席(十一月席)チラシ

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上方落語定席 月例 島之内寄席(十月席)(2013年10月26日(土))
 トリイホールで開演された「月例 島之内寄席 十月席 《新作特集》」へ行きました。少々空席がありました。
 14時から16時30分まで上方落語を楽しみました。演者は、桂 三河(初恋(桂三枝・作))、桂 しん吉(鉄道スナック)、桂 三扇(花嫁御寮(桂三枝・作)))、露の 団四郎(温泉宿)、仲入、桂 雀喜(中学生ブルース)、桂 あやめ(ルンルン大奥絵巻)でした。三河はまだまだです。しん吉、三扇、団四郎は良かったです。雀喜とあやめはまあまあでした。この日の評価は「満足」でした。
島之内寄席(十月席)チラシ

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上方落語定席 月例 島之内寄席(八月席)(2013年8月17日(土))
 トリイホールで開演された「月例 島之内寄席 八月席」へ行きました。客席は空席が目立ちました。
 14時から16時30分まで上方落語を楽しみました。演者は、桂 和歌ぽん(動物園)、新人賞候補の桂 佐ん吉(疝気の虫)、桂 福若(鼻の狂歌)、桂 枝光(仔猫)、仲入、笑福亭 扇平(勘定板)、桂 雀三郎(船弁慶)でした。和歌ぽんはまだまだです。佐ん吉はうまかったです。福若は聞き辛く、途中で眠くなりました。枝光と扇平はまあまあです。雀三郎はさすがで、とても面白かったです。この日の評価は「まあ満足」でした。
島之内寄席(八月席)ちらし

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上方落語定席 月例 島之内寄席(七月席)(2013年7月20日(土))
 トリイホールで開演された「月例 島之内寄席 七月席」へ行きました。客席は空席が目立ちました。電話予約したのに来なかった客が多かったようです。
 4ヶ月ぶりに、14時から16時25分まで上方落語を楽しみました。演者は、桂 三語(桃太郎)、新人賞候補の笑福亭 智之介(野ざらし)、笑福亭 瓶吾(阿弥陀池)、桂 楽珍(花筏)、仲入、笑福亭 学光(お笑い腹話術)、桂 小春團治(大名将棋)でした。
 三語は初めてですが、まあまあといったところです。智之介、瓶吾は客席を笑わしていました。学光は腹話術をしましたが、マクラも上手でした。楽珍、小春團治は流石です。この日の評価は「満足」でした。

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上方落語定席 月例 島之内寄席(三月席)(2013年3月23日(土))
 トリイホールで開演された「月例 島之内寄席 三月席」へ行きました。13時20分に着いたら、すでに客先は満席状態でした。
 14時から16時30分まで上方落語を楽しみました。演者は、笑福亭 喬介(金明竹)、新人候補の桂 まめだ(饅頭こわい)、林家 うさぎ(へっつい盗人)、桂 枝三郎(幽女買い)、仲入、桂 蝶六(がまの油)、笑福亭 福笑(便利屋さん)でした。
 喬介は良かったです。まめだの喋り方に特徴がありますが、あまり面白くなかったです。うさぎはまあまあといったところです。枝三郎、蝶六、福笑はそれぞれ持ち味を生かしてうまく、面白くて大笑いしました。この日の評価は「満足」でした。
 島之内寄席八月席チラシ

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上方落語定席 月例 島之内寄席(一月席)(2013年1月19日(土))
 トリイホールで開催された「月例 島之内寄席 一月席」へ行きました。客の入りは70名ほどで空席が目立ちました。
 14時から16時30分まで上方落語を楽しみました。《新春 新鋭 〜新兵器の会から》と題して若手噺家が演じました。演者は、林家 愛染(商売根問)、新人賞候補の桂 ひろば(狸の化寺)、笑福亭 由瓶(転宅)、桂 三弥(悲しみよありがとう(桂三枝・作))、仲入、笑福亭 風喬(へっつい幽霊)、桂 米紫(蛸芝居)でした。若手とはいいながら演者それぞれの持ち味を出し良かったです。
 愛染は3年目とのことですが、元気の良い語り口でまあまあといったところです。ひろばと由瓶はまあまあでした。三弥は何かもう一つ足りなかったです。風喬と米紫はうまかったです。米紫は変わったそして面白いしゃべり方で所作も面白く良かったです。この日の評価は「満足」です。
島之内寄席一月席チラシ
第五十七回 十三寄席 噺のにぎわい(2013年1月11日(金))
 十三サカエマチ商店街 サンポードシティ5階の淀川文化創造館シアターセブンで開催された、「第五十七回 十三寄席 噺のにぎわい」に行きました。客の入りは7〜80名ほどで、ほぼ満席でした。
 18時30分から20時30分まで上方落語を楽しみました。演者は、月亭 天使(鷺とり)、月亭 八天(初天神)、桂 南天(くやみ)、月亭 八天(かぜうどん)でした。天使は前回に比べてかむのが少なくなりました。少し進歩したようです。昨年4月に二代目を襲名した桂 南天は元気の良い語り口で、面白くてうまかったです。この日の評価は「満足」です。
 八天さんは3月19日に「七代目 月亭 文都」を襲名します。襲名披露公演のチケットは1月19日から発売開始するそうです。私も、3月19日なんばグランド花月へ行きます。出演は、七代目月亭 文都、笑福亭 仁鶴、桂 ざこば、桂 文枝、桂 文珍、桂 南光、月亭 八方で、司会が月亭八光の予定です。
 第57回十三寄席チラシ

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2012年

相愛寄席(2012年11月22日(木))
 相愛学園本町学舎講堂で開催された、「相愛寄席 落語文化への誘い 春團治親子会」へ行きました。会場は満席でした。人文学部公開授業「落語文化への誘い〜大阪・芸能・生活とともに〜」の授業の場でもあります。学生と一般応募の受講者が一緒に授業を受けています。私も昨年受講しました。
 小林 沙織さんのピアノによるウエルカム演奏、人文学部長と釈 撤宗 教授のお話しの後、上方落語を楽しみました。演者は、桂 小梅(大安売り)、桂 梅團治(佐々木裁き)、桂 春團治(お玉牛)、中入り、春之輔さんと釈さんの公開授業状況についてのお話し、内海 英華(女道楽)、桂 春之輔(蛸芝居)でした。この日の評価は「満足」でした。小梅は梅團治さんの子息で、初高座が昨年の8月だそうです。覇気のある噺ぶりで良かったです。内海 英華の女道楽は初めてですが、なかなか面白かったです。都々逸の意味を理解するのは少々難しかったです。この日の評価は「満足」です。
相愛寄席チラシ
上方落語定席 月例 島之内寄席(十一月席)(2012年11月17日(土))
 トリイホールで開催された「島之内寄席 十一月席」へ行きました。客の入りは90名程でほぼ満員でした。
 14時から16時25分まで上方落語を楽しみました。演者は、露の 紫(眼鏡屋盗人)、桂 三ノ助(平成の清盛〜福原遷都物語〜<桂三ノ助・作>)、桂 福矢(笠碁)、森乃 福郎(太閤の白猿)、仲入、笑福亭 恭瓶(町内の若い衆)、笑福亭 三喬(鴻池の犬)でした。紫は初めて聞きますがうまかったです。演者それぞれ持ち味を出して良かったです。この日の評価は「満足」です。
島之内寄席十一月席チラシ
第四回追手門寄席(2012年11月2日(金))
 追手門学院 大阪城スクエアで開催された「第四回追手門寄席〜地獄にオチないための落語会〜」に行きました。
 第一部は、幽霊と地獄ネタの落語3席が演じられました。演者は、桂 枝三郎(地獄八景)、桂 歌之助(骨つり)、桂 春之輔(死ぬなら今)でした。
 第2部は、極楽行きが保証されている釈 徹宗さん(相愛大学人文学部教授)、地獄行きの可能性大の高島 幸次さん(大阪大学招聘教授・追手門学院大阪城スクエア企画アドバイザー)、なかなか死にそうにない桂 春之輔さんが地獄に落ちないための話しをオチもなく鼎談しました。
 桂 春之輔さんは、大阪市立大学の講師であり、相愛大学の客員教授でもあります。私は、2008年に大阪市立大学公開授業「大阪落語への招待」を、2011年に相愛大学公開授業「落語文化への誘い〜大阪・芸能・生活とともに〜」を受講しました。いずれも、学生と一般応募の受講者が一緒に授業を受けました。講師は、桂 春之輔さんをはじめとする桂 春團治一門の噺家が講師でした。
第4回追手門寄席チラシ

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上方落語定席 月例 島之内寄席(十月席)(2012年10月27日(土))
 トリイホールで開催された「島之内寄席 十月席」へ行きました。客の入りは90名程でほぼ満員でした。
 14時から16時55分まで上方落語を楽しみました。演者は、桂 ちきん(煮売屋)、林家 染左(向う付け)、笑福亭 達瓶(手水廻し)、桂 きん枝(悋気の独楽)、仲入、笑福亭 鶴松(道具屋)、桂 福團治(ねずみ穴)でした。きん枝の弟子のちきんは語り口に切れがなくまだまだです。染左はまあまあと言ったところです。達瓶は生きの良い、そして切れの良い語り口で、噺も面白かったです。きん枝は流石です。鶴松も持ち味を活かして良かったです。ねずみ穴は、元々は東京の噺で内容は面白くありませんが、福團治独特の語り口で客を飽きさせませんでした。この日の評価は「満足」でした。
島之内寄席(十月席)チラシ
第56回十三寄席 噺のにぎわい(2012年10月12日(金))
 十三サカエマチ商店街 サンポードシティ5階 淀川文化創造館シアターセブンで開催された「第五十六回 十三寄席 噺のにぎわい」に行きました。客の入りは7〜80名程でほぼ満席でした。。
 18時30分から20時35分まで上方落語を楽しみました。演者は、月亭 天使(皿屋敷)、月亭 八天(延陽伯)、笑福亭 鉄瓶(竹の水仙)、月亭 八天(らくだ)でした。天使は一瞬台詞を忘れをしたかのように時々かんでおり、噺はまだまだです。鉄瓶は久しぶりに噺を聞きましたが、とてもうまくなりました。八天さんの噺のうまさは流石です。この日の評価は「満足」でした。
第56回十三寄席噺のにぎわいのチラシ

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上方落語定席 月例 島之内寄席(八月席)(2012年8月11日(土))
 トリイホールで開催された「島之内寄席 八月席」へ行きました。客の入りはほぼ満席でした。
 14時から16時25分まで上方落語を楽しみました。演者は、桂 三河(HOW TO プレイボーイ<桂 三枝・作>)、新人賞候補の桂 三幸(にぎやか寿司<桂 三枝・作>)、桂 米平(稲荷俥)、露の 新治(中村仲蔵)、仲入、月亭 遊方(うなぎや)、林家 染丸(腕喰い)でした。三河と三幸はまだまだで、米平はまずまずでした。遊方は元気良く、手振り身振りがハデで面白かったです。新治と染丸はうまい。この日の評価は「満足」でした。

 平成21年5月16以降のチケット枚数に応じてプレゼントされます。30回来場プレゼントとしてゴールド会員昇格(ゴールド会員証)とソフトストラップ名前入りを入手しました。
島之内寄席(八月席)チラシ

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上方落語定席 月例 島之内寄席(七月席)(2012年7月20日(金))
 トリイホールで開催された「島之内寄席 七月席」へ行きました。客の入りはざっと半分くらいです。天候が不安定だったので仕方ないのかも知りません。
 18時30分から20時50分まで上方落語を楽しみました。演者は、桂 治門(黄金の大黒)、新人賞候補の笑福亭 呂竹(牛ほめ)、桂 三風(振り込め!)、桂 米二(持参金)、仲入、笑福亭 遊喬(二人癖)、露の慎悟(深山がくれ)でした。治門と三風はまあまあと言ったところです。演者それぞれ持ち味を出して良かったです。この日の評価は「満足」です。
島之内寄席(七月席)
第五十五回 十三寄席 噺のにぎわい(2012年7月13日(金))
 十三サカエマチ商店街 サンポードシティ6階 第七藝術劇場で開催された「第五十五回 十三寄席 噺のにぎわい」に行きました。客の入りはまあまあと言ったところです。
 18時30分から20時40分まで上方落語を楽しみました。演者は、月亭 八天(遊山船)、桂 きん太郎(鯛<桂 三枝作>)、月亭 八天(崇徳院)、笑福亭 鶴瓶(鴻池の犬)でした。それぞれ持ち味を出して良かったです。
 チラシでは月亭 天使の「皿屋敷」が予告されていましたが、初めに八天さんが現れて名ビラをめくり高座に上がりました。一瞬、何が起きたのかと思いました。八天さんが「天使が謹慎中で高座に上がれません。代わりにサプライズゲストがこちらへ向かっている途中です」と説明して噺を始めました。サプライズゲストの鶴瓶さんが登場すると客席がざわつきました。「鴻池の犬」を自分なりに解体し再構築し、ネタおろしとのことでした。正直に言うと、まだまだと感じました。
第55回十三寄席チラシ

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上方落語定席 月例 島之内寄席(六月席)(2012年6月23日(土))
 トリイホールで開催された「島之内寄席 六月席」へ行きました。客席はほぼ満席でした。
 14時から16時45分まで上方落語を楽しみました。演者は、露の 眞(寿限無)、新人賞候補の桂 佐ん吉(おごもち盗人)、桂 九雀(雨乞い源兵衛)、桂 春若(はてなの茶碗)、仲入、桂 あやめ(私はおじさんにならない)、桂 塩鯛(愛宕山)でした。眞と佐ん吉はまあまあでしたが、他の演者はそれぞれが持ち味を出して良かったです。この日の評価は「満足」です。
島之内寄席(六月席)ちらし

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第三回追手門寄席(2012年4月28日(土))
 追手門学院 大阪城スクエアで開催された、第三回追手門寄席「医師と看護師の落語」へ行きました。第一部は医療の世界を描いた噺を3席、第二部は鼎談でした。
 14時から15時35分まで、上方落語を楽しみました。演者は、笑福亭 たま(短命)、桂 文喬(研修医山田一郎)、笑福亭 福笑(愛しのクレゾール)でした。3席とも面白く、笑わせてくれました。斜め前の席に子供が座っていましたが、「短命」を理解できただろうかと思いました。また「愛しのクレゾール」も子供に聞かせられない場面がありました。
 15時45分から16時30分まで、鼎談「落語と小説と医療現場」がありました。作家で医師の久坂部 羊さんをゲストに、笑福亭 福笑さん、コーディネーターの高島 幸次さん(大阪大学CSDS招聘教授)が鼎談しました。高島さんは「既に医療小説はブームで、これからは医療落語だ」と話していました。
第3回追手門寄席チラシ
上方落語定席 月例 島之内寄席(四月席)(2012年4月21日(土))
 トリイホールで開催された「島之内寄席 四月席」に行きました。13時20分に入場した時点ですでに満席で、補助椅子が用意されていました。客は100名を超えたそうです。
 14時から16時20分まで上方落語を楽しみました。四月席は《第六回繁昌亭大賞受賞者の会》でした。演者は、月亭 八斗(犬の目)、《輝き賞》露の 団姫(一眼国)、《奨励賞》桂 よね吉(稽古屋)、同じく月亭 八天(粗忽長屋)、仲入、《爆笑賞》桂 三象(お忘れ物承り所<作:桂 三枝>)、《大賞》笑福亭 鶴二(猫の災難)でした。
 受賞者の会だけあって、演者それそれが持ち味を出して良かったです。八斗はまあまあと言ったところです。団姫はすでに得度を受け、25日から比叡山延暦寺で2ヶ月間修行をするそうです。修行後の高座が楽しみです。よね吉の踊り指導の仕草が良かったです。八天はいつもの通りうまいです。三象はまくらで大いに笑わせ、得意の「お忘れ物承り所」でも笑わせました。大賞の鶴二は流石です。この日の評価は「満足」です。
 帰宅して、Twitterでフォローしている噺家(八斗、団姫、八天、鶴二)と舞台番(月亭 天使)へ感想をツイートしました。
島之内寄席四月席チラシ
第五十四回 十三寄席 噺のにぎわい(2012年4月13日(金))
 十三サカエマチ商店街 サンポードシティ6階 第七藝術劇場で開催された「第五十四回 十三寄席 噺のにぎわい」に行きました。客の入りは総座席のざっと半分ほどでした。
 18時30分から20時25分まで上方落語を楽しみました。月亭 天使(時うどん)、月亭 八天(いもりの黒焼)、笑福亭 喬若(長短)、月亭 八天(猫の忠信)でした。天使はまだまだですが、喬若と八天はそれぞれ持ち味を出して良かったです。喬若は、気長な人と短気な人の会話の対比を面白おかしく演じていました。来年、大名跡の月亭 文都を襲名する八天の噺のうまさは流石です。この日の評価は「満足」です。
第54回十三寄席チラシ

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上方落語定席 月例 島之内寄席(二月席)(2012年2月11日(土))
 トリイホールで開催された「島之内寄席(二月席)」に行きました。会場は満席でした。
 14 時から16時20分まで上方落語を楽しみました。演者は、笑福亭 呂好(江戸荒物)、新人賞候補の笑福亭 鉄瓶(卒業式)、笑福亭 I二(馬の田楽)、桂文喬(天狗裁き)、仲入、桂 三歩(相部屋<作・桂 三枝>)、桂 春之輔(鰻の幇間)でした。鉄瓶の噺は久しぶりでしたが、以前に比べてうまくなっていました。I二、文喬、三歩の噺は面白かったです。春之輔は流石です。 この日の評価は「満足」です。
島之内寄席(二月席)チラシ

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上方落語定席 月例 島之内寄席(一月席)(2012年1月21日(土))
 トリーホールで開催された「島之内寄席(一月席)」に行きました。会場は満席でした。
 14 時から16時20分まで上方落語を楽しみました。演者は、桂 咲之輔(平林)、新人賞候補の笑福亭 智之介(寄合酒)、桂 阿か枝(悋気の独楽)、笑福亭 仁智(トクさんトメさん)、仲入、林家 染二(蛸芝居)、笑福亭 松枝(高津の富)でした。どの演者もそれぞれ持ち味を活かした噺っぷりで良かったです。この日の評価は「満足」でした。
 帰宅して、Twitterでフォローしている咲之輔さん @sakinosuke 宛にに感想をつぶやきました。なお、私は上方落語の噺家74名をフォローしています。
島之内寄席<一月席>プログラム

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第五十三回 十三寄席 噺のにぎわい(2012年1月13日(金))
 十三サカエマチ商店街 サンポードシティ6階 第七藝術劇場で開催された「第五十三回 十三寄席 噺のにぎわい」に行きました。客の入りはざっと60名ほどでした。
 18時30分から20時30分まで上方落語を楽しみました。演者は、桂 治門(黄金の大黒)、月亭 八天(代書)、桂 ひろば(みかん屋)、月亭 八天(ひとり酒盛)でした。治門はまだまだですが、ひろばと八天はそれぞれ持ち味を出して良かったです。この日の評価は「満足」でした。
 最後に、八天さんが「3月に襲名の正式発表がある」と話していました。大名跡(月亭 文都?)の襲名を期待しています
第53回十三寄席チラシ

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2011年

相愛寄席(2011年11月17日(木))
 相愛学園本町学舎講堂で開催された、「相愛寄席 桂春團治一門による『落語文化への(いざな)い』」へ行きました。相愛大学公開授業「落語文化への誘い〜大阪・芸能・生活とともに〜」の受講者は無抽選で入場できました。会場は満席でした。
 石井 千夏さんのピアノによるウエルカム演奏、釈 撤宗 教授の挨拶の後、上方落語を楽しみました。演者は、桂 壱之輔(犬の目)、桂 春團治(代書屋)、桂春雨(稽古屋)、仲入り、落語教室(桂壱之輔、中田 まなみ、笑福亭 生寿、笑福亭 松五)、桂 春之輔(死ぬなら今)でした。落語教室では鳴り物はじめ上方落語の基礎知識の紹介がありました。どの演者も良かったです。この日の評価は「満足」でした。
相愛寄席チラシ

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上方落語定席 月例 島之内寄席(八月席)(2011年8月21日(日))
 トリイホールで開催された「上方落語定席 島之内寄席(八月席)」に行きました。開演20分前に到着しましたが、すでに満席でした。かろうじて最後列の席を確保できました。その後、最後列の後ろに椅子が並べられました。
 14時から16時25分まで上方落語を楽しみました。演者は、笑福亭 べ瓶(真田小僧)、新人候補の桂 まめだ(長短)、桂 文昇(紀州)、露の 都(星野屋)、仲入、桂 蝶六(豊竹屋)、月亭 可朝(野ざらし)でした。三味線は、私がTwitterでフォローしている女道楽 内海 英華さんでした。どの演者もそれぞれ持ち味を活かした噺っぷりで良かったです。この日の評価は「満足」でした。
島之内寄席八月席チラシ

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上方落語定席 月例 島之内寄席(七月席)(2011年7月15日(金))
 トリイホールで開催された「上方落語定席 島之内寄席(七月席)」に行きました。客の入りはほぼ満席でしたが、6月よりは少なく感じました。
 18時30分から20時50分まで上方落語を楽しみました。演者は、桂 小鯛(米揚げ笊)、新人賞候補の林家 卯三郎(首屋)、桂 七福(粗忽長屋)、笑福亭 仁嬌(二十四孝)、仲入、林家 小染(遊山船)、笑福亭福笑(神通力)でした。仁嬌、小染、福笑はさすがです。この日は大笑いの連続で、評価は「満足」でした。
島之内寄席 七月席チラシ

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上方落語定席 月例 島之内寄席(六月席)(2011年6月25日(土))
 トリイホールで開催された「上方落語定席 月例・島之内寄席(六月席)」に行きました。客の入りは超満員で補助席が出ていました。
 14時から16時25分まで上方落語を楽しみました。演者は、林家 染吉(兵庫船)、新人賞候補の笑福亭 由瓶(千早ふる)、桂 団朝(座長の涙<小佐田定雄・作>)、桂 枝光(井戸の茶碗)、仲入、笑福亭 岐代松(紙入れ)、桂 雀三郎(蛇含草)でした。岐代松、雀三郎がとても良かったです。この日の評価は「満足」です。
島之内寄席六月席チラシ

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上方落語定席 月例・島之内寄席(五月席)(2011年5月21日(土))
 トリイホールで開催された「上方落語定席 月例・島之内寄席(五月席)」に行きました。客の入りはほぼ満席(100名程度?)でした。
 14時から16時30分まで、上方落語を楽しみました。演者は、笑福亭 松五(大安売り)、新人賞候補の桂 吉坊(鷺取り)、笑福亭 生喬(応挙の幽霊)、桂 珍念(憧れのカントリーライフ<桂 三枝:作>)、仲入、林家 うさぎ(餅屋問答)、桂 きん枝(一文笛)でした。吉坊の噺は2年ぶりですが、ものすごくうまくなりました。きん枝は昨年の参院選出馬でしばらく活動を休止していましたが、きん枝はやはり噺家です。他の演者も良かったです。この日の評価は「満足」でした。
島之内寄席<五月席>チラシ

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五十回記念特別興行 十三寄席 噺のにぎわい(2011年4月13日(水))
 十三サカエマチ商店街サンポードシティ4階大ホールで開催された「五十回記念特別興行 十三寄席 噺のにぎわい」に行きました。客の入りは200名には届かなかったものの普段の倍以上でした。
 18時から21時まで上方落語を楽しみました。演者は、桂 さろめ(雑排)、林家 市楼(青空散髪)、月亭 八天(夏祭浪花鑑)、仲入り、月亭 八方(猿後家)、月亭 八天(君よモーツアルトを聴け<桂 三枝作>)でした。女流噺家のさろめはまだまだ、市楼はまあまあ、八天の熱演ぶりは良かったです。八方師匠の猿後家は島之内寄席(三月席)の演題と同じでしたが、飽きることなく面白かったです。この日の評価は「満足」です。
 最後に50回を記念して抽選会が開かれました。B賞は1、2回目、A賞は1回目の抽選で当選者が現れないハプニングがありました。残念ながら私は当たりませんでした。 
第50回十三寄席チラシ

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上方落語定席 月例・島之内寄席(三月席)(2011年3月6日(日))
 トリイホールで開催された「上方落語定席 月例・島之内寄席(三月席)」に行きました。15分前に会場に到着しましたが、空席は少ししか残っていませんでした。
 14時から16時25分まで上方落語を楽しみました。演者は、笑福亭 生寿(花色木綿)、新人賞候補の笑福亭 笑助(宗論)、笑福亭 晃瓶(ちしゃ医者)、月亭 八方(猿後家)、仲入り、桂 三馬枝(涙をこらえてカラオケを:桂 三枝作)、桂 勢朝(禁酒関所)。八方師匠はセリフを度忘れしましたが、それを逆手に取り笑わせました。どの演者も良かったです。今日の評価は「満足」です。
島之内寄席(三月席)チラシ

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上方落語定席 月例・島之内寄席(二月席)(2011年2月11日(金))
 トリイホールで開催された「上方落語定席 月例・島之内寄席(二月席)」に行きました。昼まで雪が降っていたのですが、客の入りはほぼ満席でした。4ヶ月ぶりの島之内寄席で、ワッハホールからトリイホール(1月から)へ変わってから初めてです。トリイホールはワッハホールの1/3位の収容力(100名ほど)です。
 14時から16時30分まで上方落語を楽しみました。演者は、桂 ぽんぽ娘(桃太郎)、新人賞候補の林家 染太(いらち俥)、月亭 八天(かぜうどん)、桂 枝三郎(柳田格之進)、仲入り、笑福亭 伯枝(平の陰)、桂 小春團治(アーバン紙芝居)でした。どの演者もそれぞれ持ち味を活かし良かったです。今日の評価は「満足」です。

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第49回 十三寄席 噺のにぎわい(2011年1月13日(木))
 十三サカエマチ商店街 サンポードシティ6階 第七藝術劇場で開催された「第49回 十三寄席 噺のにぎわい」に行きました。客の入りはざっと60名ほどでした。
 18時30分から20時25分まで上方落語と漫談を楽しみました。演者は、露の 雅(鉄砲勇助)、月亭 八天(不動坊)、ナオユキ(漫談)、月亭 八天(鴻池の犬)でした。女流噺家の雅は元気が良く、漫談のナオユキのとぼけた語り口も良かったです。八天はぎっくり腰になって大きな動作ができなかったようですが、噺は流石です。
第49回十三寄席チラシ

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2010年

上方落語定席 月例・島之内寄席(十月席)(2010年10月30日(土))
 ワッハ上方5階ワッハホールで開催された「上方落語定席 月例・島之内寄席(十月席)」に行きました。客の入りは100名ほどでした。台風の影響で客足が遠のいたのかも知りません。
 14時から16時15分まで、上方落語を楽しみました。演者は、森乃 石松(鉄砲勇助)、笑福亭 喬楽(上燗屋)、笑福亭 円笑(湯屋番)、桂 文福(民謡温泉)、仲入り、桂 米平(猫の茶碗)、桂 春若(禍は下)でした。石松は元気良い語り口でまあまあといったところです。喬楽の酔っぱらいの演技がとてもうまかったです。円笑の若旦那の番台での一人芝居が良かったです。文福の歌と相撲甚句も久しぶりに聞きました。米平と春若はさすがに年期が入っています。この日の評価は「満足」です。
島之内寄席(十月席)チラシ
第48回 十三寄席 噺のにぎわい(2010年10月13日(水))
 十三栄町商店街のサンポードシティ4階 大ホールで開催された「第48回 十三寄席 噺のにぎわい」に行きました。客の入りは90名ほどでした。
 18時30分から20時35分まで、上方落語を楽しみました。演者は、笑福亭 飛梅(道具屋)、月亭 八天(佐々木裁き)、林家 竹丸(算段の平兵衛)、仲入り、月亭 八天(鬼の面)でした。
 飛梅はまだ噺家になって間がないのでまだ人物描写がうまくできていませんが、生きの良い語り口でした。竹丸は「変わり種」と言われていますが、語り口になんとも言えない味があります。この日の評価は「満足」です。
第48回十三寄席チラシ

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上方落語定席 月例・島之内寄席(九月席)(2010年9月25日(土))
 ワッハ上方5階ワッハホールで開催された「上方落語定席 月例・島之内寄席(九月席)」に行きました。客の入りは半分に少し足らずといったところです。
 14時から16時20分まで、上方落語を楽しみました。演者は、桂 三段(医ー家族)、林家 染弥(天災)、桂 枝曾丸(和歌山弁落語:おばちゃん旅日記)、森乃 福郎(はてなの茶碗)、仲入り、桂 春駒(親子酒)、笑福亭 仁智(多事争論)です。福郎と春駒そして仁智の噺のうまさはさすがです。この日の評価は「満足」でした。
島之内寄席九月席のチラシ

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上方落語定席 月例・島之内寄席(八月席)(2010年8月21日(土))
 ワッハ上方5階ワッハホールで開催された「上方落語定席 月例・島之内寄席(八月席)」に行きました。客の入りは200名ほどとのことでした。
 14時から16時25分まで上方落語を楽しみました。演者は、新人賞候補の桂 ひろば(動物園)、笑福亭 遊喬(堪忍袋)、露の 吉次(蛸坊主)、桂 福團治(借家怪談)、仲入り、桂 三若(生まれ変わり)、桂 雀松(軒付け)でした。演者それぞれが持ち味を活かしてとても良かったです。この日の評価は「満足」です。 
島之内寄席8月席

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上方落語定席 月例・島之内寄席(7月席)(2010年7月17日土)
 ワッハ上方5階ワッハホールで開催された「上方落語定席 月例・島之内寄席(7月席)」に行きました。客の入りは半分くらいです。
 14時から16時30分まで上方落語を楽しみました。演者は、新人賞候補の桂 しん吉(三人旅)、桂 阿か枝(金明竹)、月亭 遊方(憧れのひとり暮らし)、桂 松喬(お文さん)、仲入、林家 そめすけ(ものまね)、桂 都丸(くっしゃみ講談)でした。トリの桂 都丸さんは8月に「四代目 桂 塩鯛」を襲名するので、この名前で島之内寄席に出演するのは最後になります。演者それぞれが持ち味を活かし良かったです。この日の評価は「満足」です。
第47回 十三寄席 噺のにぎわい(2010年7月13日火)
 十三栄町商店街のサンポードシティ4階 大楽新僑飯店 大ホールで開催された「第47回 十三寄席 噺のにぎわい」に行きました。客の入りは90名ほどでした。
 18時30分から20時55分まで、上方落語と講談を楽しみました。演者は、月亭 天使(子ほめ)、桂 雀喜(がまの油)、月亭 八天(肝つぶし)、仲入り、旭堂 南青(講談 安倍清明)、月亭 八天(おたのしみ)でした。
 天使は今年2月に八天師匠に弟子入りした女性の落語家です。女性の落語家あり、講談あり、カラオケ(「おたのしみ」の中で)ありで、とても面白かったです。この日の評価は「満足」です。  
十三寄席チラシ

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上方落語定席 月例・島之内寄席(6月席)(2010年6月19日土)
 ワッハ上方5階ワッハホールで開催された「上方落語定席 月例・島之内寄席(6月席)」に行きました。客の入りはざっと1/3といったところです。
 14時から16時10分まで、上方落語を楽しみました。演者は、新人賞候補の笑福亭 智之介(七度狐)、笑福亭 喬若(看板の一)、桂 あさ吉(あくびの稽古)、桂 春之輔(質屋芝居)、仲入、笑福亭 仁昇(動物園)、桂 あやめ(ハートヒーリング引越社)でした。この日の評価は「普通」です。

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上方落語定席 月例・島之内寄席(5月席)(2010年5月22日)
 ワッハ上方5階のワッハホールで開催された「上方落語定席 月例・島之内寄席(5月席)」に行きました。客の入りは100人程度といったところです。
 14 時から16時20分まで、上方落語を楽しみました。演者は、新人賞候補の林家 卯三郎(つる)、桂 歌之助(道具屋)、桂 三扇(君よモーツアルトを聴け<桂三枝作>、林家 染二(子別れ)、仲入り、桂 朝太郎(マジカル落語)、桂 文三(莨の火)でした。開口一番からトリまでどの演者も良かったです。この日の評価は「満足」です。

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上方落語定席 月例・島之内寄席(4月席)(2010年4月17日)
 ワッハ上方5階のワッハホールで開催された「島之内寄席」に行きました。4月席は「第4回繁昌亭大賞受賞者の会」でした。客の入りは半分といったところです。
 14 時か ら16時30分まで、上方落語を楽しみました。演者は、桂 福丸(時うどん)、【輝き賞】の桂 吉之丞(強情くらべ)、【創作賞】の笑福亭たま(伝説の組長)、【奨励賞】の桂 文華(八五郎坊主)、仲入り、曲独楽の桂 米八、【大賞】の笑福亭 銀瓶(胴乱の幸助)でした。受賞するだけあって、どの演者も良かったです。この日の評価は「満足」です。

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上方落語定席 月例・島之内寄席(2月席)(2010年2月27日)
 ワッハ上方5階のワッハホールで開催された「島之内寄席」に行きました。客の入りは、空席は見られたものの大入と言っても良いでしょう。
 14 時か ら16時30分まで、上方落語を楽しみました。演者は、新人賞候補の桂 三弥(延陽伯)、笑福亭 扇平(子ほめ)、桂 出丸(首提灯)、桂小枝(悋気の独楽)、仲入り、笑福亭 晃瓶(ちしゃ医者)、桂 文喬(天神山)でした。演者それぞれが持ち味を活かし良かったです。この日の評価は「満足」です。

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上方落語定席 月例・島之内寄席(1月席)(2010年1月23日)
 ワッハ上方5階のワッハホールで開催された「島之内寄席」に行きました。客の入りは、空席は見られたものの大入満員と言っても良いでしょう。
 14 時から16時25分まで、上方落語を楽しみました。演者は、新人賞候補の桂 ちょうば(月並丁稚)、桂 かい枝(おごもち盗人)、笑福亭 達瓶(茶目八)、桂梅團治(鬼の面)、仲入り、桂 三歩(鯛<桂 三枝作>)、桂 米團治(胴乱の幸助)でした。ちょうばは良かったです。新人賞候補のことだけあります。他の演者もそれぞれが持ち味を活かしとても良かったです。この日の評価は「大満足」でした。

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2009年

上方落語定席 島之内寄席(11月席)(2009年11月21日)
 ワッハ上方5階のワッハホールで開催された「島之内寄席」に行きました。客の入りはざっと三分の一強といったところです。
 14時 か ら16時30分まで、上方落語を楽しみました。演者は、桂 佐ん吉(田楽喰い)、林家 花丸(狸の鯉)、桂 楽珍(持参金)、笑福亭 呂鶴(近日息子)、仲入り、笑福亭鶴二(稽古屋)、笑福亭 三喬(へっつい幽霊)でした。佐ん吉は元気があり、他の演者もそれぞれが持ち味を活かしとても良かったです。この日の評価は「満足」です。

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上方落語定席 島之内寄席(10月席)(2009年10月31日)
 ワッハ上方5階のワッハホールで開催された「島之内寄席」に行きました。客の入りはざっと半分といったところです。
 14時から16時25分まで、上方落語を楽しみました。演者は、桂 雀太(鷺取り)、林家 染左(けんか長屋)、桂 蝶六(がまの油)、笑福亭 福笑(油屋金兵衛)、仲入り、桂 三象(読書の時間)、笑福亭 仁嬌(口入屋)でした。演者それぞれが持ち味を活かし良かったです。この日の評価は「満足」です。
第44回 十三寄席 噺のにぎわい(2009年10月13日)
 十三栄町商店街のサンポードシティ4階 大楽新僑大飯店大ホールで開催された「第44回 十三寄席 噺のにぎわい」に行きました。客は150名ほどで、大入りでした。
 18時30分から20時35分まで上方落語を楽しみました。演者は、月亭 八斗(子ほめ)、月亭 八天(東の旅 発端〜煮売屋)、笑福亭 生喬(笠碁)、中入り、月亭 八天(残月の譜)でした。八斗は落語家になってまだ1年2ヶ月とのことですが、噺の途中で喋りが詰まってしまいました。どうなることになるのやらと心配しまし たが、何とか最後まで噺を終えました。生喬の語り口や表情、仕草はとてもうまかったです。八天は「東の旅 発端」で小拍子と張扇の使い方を実演し、「残月の譜」で横笛を吹きました。

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上方落語定席 島之内寄席(9月席)(2009年9月26日)
 ワッハ上方5階のワッハホールで開催された「島之内寄席」に行きました。客の入りはざっと半分といったところです。
 14時から16時15分まで、上方落語を楽しみました。演者は、新人賞候補の桂 雀五郎(宿屋町)、桂 福矢(みかん屋)、桂 文也(花色木綿)、露の 慎悟(鳥屋坊主)、仲入、露の 団四朗(浮世床)、笑福亭 鶴志(試し酒)でした。雀五郎は口調は滑らかでしたが、噺に情感が入っていない感じでした。福矢は枕は面白かったですが、ネタはまあまあです。文也は枕もネタも面白かったです。慎悟の熱演を買います。団四朗の枕は馬鹿らしいが面白く、ネタもうまかったです。鶴志は流石にうまく、枕もネタも面白かったです。この日の評価は「満足」です。

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上方落語定席 島之内寄席(7月席)(2009年7月25日)
 ワッハ上方5階のワッハホールで開催された「島之内寄席」に行きました。客の入りはざっと半分といったところです。
 14時から16時40分まで、上方落語を楽しみました。演者は、新人賞候補の笑福亭 風喬(千早ふる)、桂 団朝(米揚げ(いかき)、露の 団六(辛子医者)、林家 染丸(千両みかん)、仲入り、笑福亭 智之介(マジック)、桂 米二(猫の忠信)でした。この日の評価は「普通」です。

 

第43回 十三寄席 噺のにぎわい(2009年7月13日)
 十三栄町商店街のサンポードシティ4階 大楽新僑飯店大ホールで開催された「十三寄席 噺のにぎわい」に出かけました。今までで客の入りが一番少なく、100名足らずの客の入りでした。
 18時30分から20時20分まで、上方落語を楽しみました。演者は、笑福亭 生寿(四人ぐせ)、笑福亭 笑助(宗論)、月亭 八天(抜け雀)、仲入り、月亭 八天(ATM)でした。生寿は若々しく、笑助は面白く、八天はうまく、3人の演者それぞれが持ち味を生かしていました。この日の評価は「満足」です。 

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上方落語定席 島之内寄席(5月席)(2009年5月16日)
 ワッハ上方5階のワッハホールで開催された「島之内寄席」に行きました。客の入りはざっと半分といったところです。
 14時から16時15分まで、上方落語を楽しみました。演者は、新人賞候補の桂 壱之輔(平林)、桂 文昇(書割盗人)、笑福亭 竹林(風呂敷)、笑福亭 仁勇(しびんの花活)、仲入り、笑福亭 鶴笑(パペット落語)、桂 雀三郎(かえり俥)でした。演者それぞれが持ち味を活かし良かったです。この日の評価は「満足」です。

 

襲名50周年記念 桂春團治落語会(2009年5月6日)
 ワッハ上方5階のワッハホールで開催された「襲名50周年記念 桂春團治落語会」に行きました。全席指定で満席、補助椅子も用意されていました。今年は、三代目桂春團治を襲名して50年の記念すべき年にあたります。5月4日、5日、6日と襲名記念落語会が開催されました。
 14時から16時15分まで上方落語を楽しみました。演者は、桂 福矢(動物園)、桂 小春團治(豐竹屋)、桂 春之輔(牛の丸薬(がんじ))、桂 ざこば(子は)、中入り、笑福亭 松喬(お文さん)、桂 春團治(代書屋)でした。どの演者の噺も良かったです。春團治師匠の代書屋はとても面白かったです。この日の評価は「満足」でした。

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上方落語定席 島之内寄席(4月席)(2009年4月18日)
 ワッハ上方5階のワッハホールで開催された「島之内寄席」に行きました。開場10分前に到着しましたが、既に開場を待つ客がフロア一杯に並んでいました。列は非常口まで続いており、非常階段を3階まで下りて列の最後尾に並びました。前売りチケットはかなり前に完売で、当日は立見席のみ販売されていました。
 14時から16時35分まで上方落語を楽しみました。4月席は「第3回繁昌亭大賞受賞者の会」が開催されました。演者は、「開口一番」林家 市楼(看板の一)、【輝き賞】桂 吉坊(宿屋町)、【創作賞】桂 三金(デブのお肉に恋してる)、【奨励賞】笑福亭 銀瓶(寝床)、仲入り、【爆笑賞】桂 文華(勘定版)、【大賞】桂 吉弥(親子茶屋)でした。演者全員粒ぞろいで大変出来が良かったです。この日の評価は「満足」でした。

 

第42回十三寄席 噺のにぎわい(2009年4月13日)
 十三栄町商店街のサンポードシティ6階 第七藝術劇場で開催された「十三寄席 噺のにぎわい」に出かけました。補助席を含めて100名ほどの客の入りでした。
 18時30分から20時35分まで、上方落語を楽しみました。演者は、桂 福丸(転失気)、笑福亭 瓶生(ちりとてちん)、月亭 八天(お神酒徳利)、中入り、月亭 八天(恋しくて<安田昌子作>)でした。自宅に帰って調べたら、福丸は平成19年2月に桂 福団治に弟子入りしたそうで、達者な噺ぶりでした。人物の語り分けもできているし、将来の有望株の一人と思いました。瓶生は、鶴瓶の10人目の弟子で現在43歳、この日の出来はまあまあです。八天の「お神酒徳利」は良かったのですが、トリの「恋しくて」の出来はあまり良くありませんでした。この日の評価は「普通」です。

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上方落語定席 島之内寄席(3月席)(2009年3月14日)
 ワッハ上方5階のワッハホールで開催された「島之内寄席」に行きました。客の入りは半分程です。
 14時から16時25分まで、上方落語を楽しみました。演者は、笑福亭 笑助(牛ほめ)、桂 雀喜(貧乏花見)、林家 小染(天王寺詣り)、桂 米輔(骨つり)、仲入り、桂 九雀(軽石屁)、桂 福団治(薮入り)でした。笑助と雀喜はまあまあです。小染、米輔、九雀はうまいです。福団治のとぼけた語り口は良いです。この日の評価は「満足」でした。

 

上方落語定席 島之内寄席(2月席)(2009年2月14日)
 ワッハ上方5階のワッハホールで開催された「島之内寄席」に行きました。客の入りはまあまあです。
 14時から16時20分まで、上方落語を楽しみました。演者は、桂 春菜(御先祖様)、笑福亭 右喬(二人ぐせ)、林家 うさぎ(悋気の独楽)、桂 春之輔(祝のし)、仲入、笑福亭 忍笑(桃太郎)、笑福亭 仁智(源太と兄貴 純情編)でした。春菜は、月亭 八光のピンチヒッターです。当初、月亭 八光が出演予定でしたが、吉本得意のダブルブッキング(?)で坊ちゃん5(ファイブ)の仲間の春菜が代役を務める事になったそうです。春菜と右喬はまあまです。うさぎと春之輔はさすがにうまいです。忍笑は大声で元気の良い噺ぶりです。仁智はうまくその上に面白かったです。この日の評価は「満足」でした。 

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上方落語定席 島之内寄席(1月席)(2009年1月24日)
 ワッハ上方5階ワッハホールで開催された「島之内寄席」に行きました。客の入りはまあまあです。
 14時から16時30分まで、上方落語を楽しみました。演者は、新人賞候補の林家 笑丸(雑俳)、桂 三金(奥野君の選挙)、笑福亭 瓶太(替り目)、露の 新治(狼講釈)、仲入、桂 坊枝(野ざらし)、桂 きん枝(不動坊)でした。皆良かったです。この日の評価は「満足」です。

 

第14回新進落語家競演会(2009年1月16日)
 ワッハ上方5階ワッハホールで開催された第46回なにわ芸術祭新人賞選出「新進落語家競演会」に出かけました。昨年12月に上方落語協会から入場無料整理券が送られて来ました。17時20分に到着しましたが、既に多くの招待客が17時30分の開場を待っていました。観客が沢山並んだので、予定より早く開場になりました。補助席が用意されていましたが、少しの空席がありました。
 出演者は、上方落語協会から推薦された入門10年前後の新進落語家で、月例の「上方落語定席 島之内寄席」出演者です。入門10年前後というものの全員が11年以上です。新人賞と奨励賞がそれぞれ1名ずつ選出されます。新人賞に選出された落語家は、第46回なにわ芸術祭「上方落語名人会」の出場権を得ます。18時から20時過ぎまで新進落語家8名の落語を楽しみました。桂 文華(第3回新人賞受賞)の司会で出演者の挨拶がありました。出演順はくじ引きで決定されました。出演順が決まった後に審査員4名の挨拶がありました。
 出演者は、桂 壱之輔(四人癖)、桂 三弥(結婚:桂 三枝作を改作)、林家 卯三郎(番台(湯屋番))、笑福亭 由瓶(稲荷俥)、桂 阿か枝(金明竹)、仲入、桂 三ノ助(ハト:桂 三ノ助作)、笑福亭 たま(いらち俥)、桂 春菜(母恋いくらげ)でした。8名全員が12分間(制限時間)緊張の中で熱演しました。最後に出演者と審査員が感想を述べ、お開きとなりました。
 新人賞を桂 阿か枝が、新人奨励賞を笑福亭 たまが、審査員特別賞を桂 春菜が受賞しました。阿か枝の新人賞は私の評価と同じです。次いで、私は春菜、由瓶、卯三郎を評価しました。なお、今回の出演者は粒揃いでした。この日の評価は「満足」でした。

 

第41回十三寄席 噺のにぎわい in 繁昌亭(2009年1月13日)
 「十三寄席 噺のにぎわい」は2009年1月で丸10年になりました。今回は十三を飛び出し、「天満天神繁昌亭」で開催されました。
 18時30分から20時40分まで上方落語を楽しみました。繁昌亭の木戸をくぐるのは初めてですが、第一印象は案外小さい寄席小屋だと思いました。客席は少しの空席がありました。演者は、笑福亭 喬介(つる)、笑福亭 呂竹(延陽伯)、月亭 八天(茶の湯)、仲入、月亭 方正(阿弥陀池)、月亭 八天(小倉船)でした。喬介は3年の年期が明けたとのことです。元気が良い話しっぷりでした。呂竹と八天はうまいです。山崎 邦正が月亭 八方師匠に弟子入りして方正の名を付けられました。方正の噺はまだまだですが、観客を笑わしてはいました。気になったのは、高座に上がる前に着物の着付けが少し乱れていて、噺の進行に従って乱れがひどくなり見苦しくなった事です。ちゃんとした修業をしてないからでしょうか。
 「十三寄席 噺のにぎわい」は月亭 八天がプロデュースしています。1月、4月、7月、10月の各13日に開催されます。第1回は1999年1月13日に開催されました。
夜の天満天神繁昌亭 
夜の天満天神繁昌亭

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2008年

上方落語定席 島之内寄席(11月席)(2008年11月1日)
 ワッハ上方5階ワッハホールで開催された「月例 島之内寄席」に行きました。客席は満員で補助席も用意されていました。11月席の番組は「第二回繁昌亭大賞受賞者の会」と称して開催されました。
 14時から16時15分まで、上方落語を楽しみました。演者は、笑福亭 鉄瓶(四人癖)、奨励賞の桂 吉弥(ちりとてちん)、輝き賞≪新人賞候補≫の笑福亭 たま(蛸芝居)、ゲストの桂 文太(坊主の遊び)、仲入、創作賞の月亭 遊方(たとえばこんな誕生日)、繁昌亭大賞の林家 染二(地獄八景亡者戯〜前篇)でした。鉄瓶はテレビでよく見ます。以前に比べて良くなり、面白かったです。たまは大声を張り上げ元気で、振りが面白かったです。吉弥と文太はうまいです。遊方は大声で元気でした。染二はうまく、最後に閻魔大王の顔で前篇を終えました。この日の評価は「満足」です。

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上方落語定席 島之内寄席(10月席)(2008年10月18日)
 ワッハ上方5階ワッハホールで開催された「月例 島之内寄席」に行きました。客の入りはまあまあです。
 14時から16時20分まで上方落語を楽しみました。演者は、桂 まめだ(子ほめ)、笑福亭 生喬(竹の水仙)、笑福亭 伯枝(長短)、桂 春若(鴻池の犬)、仲入り、月亭 八天(星野屋)、笑福亭 福笑(絶対絶命)でした。前座のまめだは、まだまだです。緊張しているのかワザとなのか「まめだワールド」(次に高座に上がった生喬が言っていた)が満載です。生喬、伯枝、春若、八天、福笑と皆良かったです。福笑の噺には大笑いしました。この日の評価は「満足」です。 

 

第40回十三寄席 噺のにぎわい(2008年10月13日)
 十三寄席に出かけました。前回に続けて2回目です。13時40分に十三栄町商店街のサンポードシティ4階 大楽新僑飯店大ホールに到着すると、1列25席×9列がほぼ満席でした。更に客が入場してくるので、椅子が追加されました。「十三にお笑いの文化を」と1999年1月13日から3ケ月に1回開催され、この日「十三寄席 噺のにぎわい」はめでたく第40回、10周年を迎えました。落語家・月亭 八天がプロデュースしています。
 14時から16時30分まで上方落語を楽しみました。演者は、笑福亭 松五(天狗さし)、月亭 八天(蛸芝居)、桂 雀三郎(お楽しみ)、中入り、笑福亭 恭瓶(町内の若い衆)、月亭 八天(二階ぞめき)でした。前座の松五はまだまだで、八天、雀三郎、恭瓶はうまかったです。特に、雀三郎のよっぱらい姿には大笑いしました。
 最後に10周年を記念して抽選会が開かれましたが、残念ながら私は当たりませんでした。次回は来年1月13日に、「天満天神 繁昌亭」で開催されるそうです。
上方落語定席 島之内寄席(9月席)(2008年9月20日)
 ワッハ上方5階ワッハホールで開催された「月例 島之内寄席」に行きました。「KICOCA」会員証が2冊目になってから6回目の入場だったので、上方落語家系図が印刷された手拭をプレゼントされました。観客は7月程ではありませんが、大入りと言って良いでしょう。
 14時から16時20分まで上方落語を楽しみました。演者は、桂 三弥(真田小僧)、林家 染左(胴斬り)、桂 つく枝(宿替え)、笑福亭 仁福(一人酒盛)、仲入り、桂 枝三郎(本能寺)、桂 ざこば(狸の化寺)でした。新人賞候補の三弥は噺をしていますが、まだまだです。染左はうまかったです。つく枝は来年5月に桂 文三(5代目)を襲名するそうですが、うまくその上面白かったです。仁福のテンポの良い語り口に眠気をもよおしました。枝三郎の語り口に思わず引き込まれました、うまいです。ざこばは流石です、貫禄のある語り口が何とも言えません。この日の評価は「満足」です。

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上方落語定席 島之内寄席(8月席)(2008年8月14日)
 ワッハ上方5階ワッハホールで開催された「月例 島之内寄席」に行きました。観客は100名を超えたようですが、客席は空席が目立ちます。7月に比べて寂しい客の入りでした。
 18時30分から20時45分まで上方落語を楽しみました。演者は、桂 壱之輔(転失気)、笑福亭 喬楽(花色木綿)、桂 三象(シルバー・ウエディングベル)、笑福亭 松枝(船弁慶)、仲入り、桂 米平(はてなの茶碗)、桂 文福(河内音頭)でした。壱之輔は噺をよどみなく語っていますが、まだまだです。喬楽はうまかったです。三象のふけ顔がおかしいが噺も良かったです。松枝は噺をたっぷりと聞かせ、うまかったです。文福は相撲甚句を唄い、弟子の桂 ぽんぽ娘と一緒に河内音頭を唄いました。しかし、まくらはうまいとは言えませんでした。この日の評価は「普通」です。
第39回 十三寄席 噺のにぎわい(2008年7月13日)
 はじめて、十三寄席に出かけました。13時40分に十三栄町商店街のサンポードシティ4階 大楽新僑飯店大ホールに到着すると、1列25席×6列がほぼ満席でした。更に客が入場してくるので、1列25席が追加されました。
 14時から16時まで上方落語を楽しみました。演者は、桂 ちょうば(おごろもち盗人)、月亭 八天(兵庫船)、笑福亭 由瓶(禁酒関所)、月亭 八天(悋気の火の玉)でした。ちょうばはまあまあでした。八天と由瓶はうまかったです。はじめての十三寄席ですが、客の多さと演者の質の高さに感激しました。地域寄席も侮れません。
 「十三にお笑いの文化を」という地域の願いから、落語家・月亭 八天がプロデュースしています。1月、4月、7月、10月の各13日に開催されます。第1回は1999年1月13日に開催され、次回10月13日は10年、40回目を迎えます。
上方落語定席 島之内寄席(7月席)(2008年7月12日)
 2ヶ月ぶりに、ワッハ上方5階ワッハホールで開催された「月例 島之内寄席」に行きました。大入り満員で、補助席が出されていました。1週間ほど前に上方落語協会からハガキが届きました。内容は「島之内寄席7月定席は完売した」との案内でした。そこで、7月の番組表を見たところ笑福亭 鶴瓶の名前があったので、完売に合点がいきました。きっと、鶴瓶効果でしょう。それでも何とか入場券を手に入れて出かけました。
 14時から16時15分まで上方落語を楽しみました。演者は、桂 阿か枝(千早振る)、林家 そめすけ(仏師屋盗人)、露の 吉次(初天神)、笑福亭 仁嬌(天狗裁き)、仲入り、桂 三歩(松山鏡)、笑福亭 鶴瓶(私語版 回覧板)でした。阿か枝は新人賞候補だけあって、うまかったです。そめすけは元気が良かったです。吉次はまあまあでしたが、さげをとちりました。仁嬌はうまいです。三歩は面白くてうまかったです。鶴瓶は銀色の着物で現れました。流石に面白かったです。この日の評価は「満足」でした。帰りに、8月席と9月席の前売り券を購入しました。9月席には桂 ざこばが出演するので、また完売になるかも知れません。

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上方落語定席 島之内寄席(5月席)(2008年5月17日)
 2ヶ月ぶりに、ワッハ上方5階ワッハホールで開催された「月例 島之内寄席」に行きました。観客の入りは半分位でした。
 14時から16時20分まで上方落語を楽しみました。演者は、笑福亭 由瓶(強情灸)、林家 花丸(厩火事)、月亭 遊方(クレーマー・クレーマー)、笑福亭 呂鶴(代脈)、仲入り、笑福亭 仁昇(延陽伯)、桂 福団治(百年目)でした。由瓶はまだまだです。花丸は軽快な語り口で、遊方は喋り方がユニークです。この日の呂鶴、仁昇はまあまあでした。福団治の枯れた語り口は流石で、噺のうまさが秀でていました。この日の評価は「普通」です。
うめだ花月「花花寄席」(2008年3月23日)
 「梅田花月 花形落語寄席」に行きました。3月3日からうめだ花月で新たな落語寄席が始まりました。「梅田花月 花形落語寄席」の「花月」と「花形」の二つの「花」から名付けて「花花寄席」だそうです。よしもと笑うシニア.com http://www.warau-senior.com/ の緊急特別プレゼントに当選し、初めてうめだ花月へ足を運びました。
 13時から15時まで、上方落語とマジック、紙切りを楽しみました。300席あるそうですが、半分位の入りです。若い女性や子供の姿もちらほらと見えます。演者は、林家 染太(動物園)、月亭 八光(犬の目)、小泉 エリ(マジック)、林家 花丸(千早ふる)、中入り、笑福亭 鶴笑(紙切り、立体西遊記)、桂 三風(テレショッピング・パニック)でした。テレビでよく見かける八光の噺を聞くのは初めてですが、改めて落語家であることを認識しました。この日の中堅、若手落語家の噺は全般的に良かったです。
 これからも時々「花花寄席」へ出かけようと思います。
上方落語定席 島之内寄席(3月席)(2008年3月15日)
 ワッハ上方5階ワッハホールで開催された「月例 島之内寄席」に行きました。観客の入りは良く、200名を超えたそうです。今後も、このような入りだと良いのですが。
 14時から16時30分まで上方落語を楽しみました。演者は、笑福亭 鉄瓶(道具屋)、桂 三ノ助(鯛<桂 三枝作>)、笑福亭 瓶吾(阿弥陀池)、月亭 八方(軒付け)、仲入、桂 勢朝(ハイウエイ歌合戦<小佐田 定雄作)、桂 枝女太(天神山)でした。鉄瓶はテレビでよく見ますが、噺はまだまだです。三ノ助は新人賞候補らしく、まあまあです。瓶吾は口調に聴きにくいところがありました。八方はさすがです。勢朝のテンション高い語り口は面白かったです。枝女太はうまいの一言です。前座の鉄瓶に始まりこの日の演者の噺はパラエティに富み良かったです。評価は「満足」です。

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上方落語定席 島之内寄席(1月席)(2008年1月19日)
 ワッハ上方5階ワッハホールで開催された「月例 島之内寄席」に行きました。今年最初の島之内寄席です。観客は大入りで、今までで最高の入りだったと思います。毎回、このように大入りだと良いのですが。
 14時から16時25分まで上方落語を楽しみました。演者は笑福亭 呂竹(時うどん)、桂 都んぼ(向う付け)、桂 珍念(二人ぐせ)、桂 春団治(寄合酒)、仲入り、桂 春雨(稽古屋)、桂 文喬(研修医 山田一郎)でした。春団治師匠は流石です。前座の呂竹から始まりこの日の演者の噺は皆良かったです。評価は「大満足」でした。
 仲入り後に春雨がこの日の島之内寄席は「大入り満員」で、春団治師匠のお陰だと話していました。大入りの理由はそれだけでなく、土曜日14時開演が良かったのではないかと思っています。2月の島之内寄席の客の入りがどうなるかが見ものです。
第13回新進落語家競演会(2008年1月10日)
 ワッハ上方5階ワッハホールで開催された第45回なにわ芸術祭新人賞選出「新進落語家競演会」に出かけました。昨年12月に上方落語協会から入場無料整理券が送られて来ました。17時に到着しましたが、既に70名以上の観客が17時30分開場を待っていました。観客は無料のせいか300席ほぼ満員でした。
 出演者は、上方落語協会から推薦された入門10年前後の新進落語家で、月例の「上方落語定席 島之内寄席」出演者です。新人賞と奨励賞がそれぞれ1名ずつ選出されます。18時から20時10分まで新進落語家8名の落語を楽しみました。桂 仁昇(第2回新人賞受賞)の司会で出演者の挨拶がありました。この時点で、笑福亭 喬若がまだ来ていませんでした。そこで、喬若抜きで出演順のくじ引きが行われましたが7人全員が白玉を引き、赤玉(一番に演じる)が残りました。舞台には8名の名前が環状に記載されたホワイトボードがあります。喬若の次に桂 よね吉の名が書かれており、運悪くよね吉が一番となりました。出演順が決まった後に審査員4名の挨拶がありました。出演者は、桂 よね吉(芝居道楽<七段目>)、笑福亭 瓶生(牛ほめ)、笑福亭 たま(ドーベルマン刑事<笑福亭 たま作>)、桂 しん吉(鷺とり)、笑福亭 風喬(千早ふる)、仲入り、林家 笑丸(看板のピン)、桂 三弥(英才教育<桂 三枝作>)、笑福亭 喬若(動物園)でした。8名全員が12分間(制限時間)緊張の中で熱演しました。最後に出演者と審査員が感想を述べ、お開きとなりました。
 新人賞は笑福亭 喬若が、奨励賞は林家 笑丸が受賞しました。個人的には桂 よね吉が良いと思っており、笑福亭 喬若の新人賞は意外でした。

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2007年 

上方落語定席 島之内寄席(12月席)(2007年12月18日)
 ワッハ上方5階ワッハホールで開催された「月例 島之内寄席」に行きました。今年最後の島之内寄席です。これで、2007年は9回足を運んだことになります。
 18時30分から20時50分まで、上方落語を楽しみました。演者は、桂 ひろば(狸の賽)、桂 三金(神様のご臨終)、桂 米左(持参金)、森乃 福郎(質屋芝居)で、仲入り後に年末恒例の抽選会が行われました。入場観客総数は133名だそうで、景品はペアー宿泊券1枚でした。残念ながら当たりませんでした。続いて、りんりん亭 りん吉(鏡)、笑福亭 仁智(ハードラック)でした。りんりん亭 りん吉は第十七回彦八まつり素人演芸バトル優勝者です。小学生の女の子(8歳)で、健気で純粋な語り口でした。森乃 福郎は昨年に続いて12月席登場でした。芝居の語り口は流石です。この日は前座から出来が良く、評価は「満足」でした。   

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上方落語定席 島之内寄席(11月席)(2007年11月22日)
 ワッハ上方5階ワッハホールで開催された「月例 島之内寄席」に行きました。2か月ぶりの島之内寄席です。
 日付にちなんで「いい夫婦特集」でした。18時30分から20時55分まで、上方落語を楽しみました。相変わらず観客数は少ないです。演者は、桂 さん都(宿屋町)、桂 文鹿(ぞろぞろ)、桂 文昇(餅屋問答)、笑福亭 福笑(だじゃれ教室)、仲入、林家 小染(酔い亭主)、桂 米輔(崇徳院)でした。前座の桂 さん都は元気が良いのですが、まだ噺にはなっていません。番組が進むにつれて尻上がりに良くなってきました。この日の評価は「満足」でした。
 帰りは、ワッハ上方近くの寿司屋に寄り熱燗3合と寿司をつまんでほろ酔い気分で帰宅しました。
上方落語定席 島之内寄席(9月席)(2007年9月18日)
 ワッハ上方5階ワッハホールで開催された「月例 島之内寄席」に行きました。
 18時30分から20時45分まで、上方落語を楽しみました。観客数は今までで一番少なかったように感じました。桂 きん枝が高座で語っていましたが、プロ野球の巨人・阪神戦の影響かも知れません。演者は、桂 吉の丞(七度狐)、桂 きん枝(悋気の独楽)、林家 笑丸(看板の一)、桂 福車(不精床)、仲入り、桂 こけ枝(ちりとてちん)、笑福亭 鶴志(天王寺詣り)でした。寿司屋に寄り寿司の他にビールと芋焼酎を飲んでから寄席に向かいました。酒のせいか開演からしばらくの間は噺家達の顔が二重に見えました。前座の吉の丞は元気なだけでした。きん枝の出番の時にはいつの間にか寝ていたようで噺の内容は全くわかりませんでした。新人賞候補の笑丸は期待はずれでした。福車はこの日初めて上手いと思いました。仲入後のこけ枝と鶴志も良かったです。この日の評価は「普通」でした。前半の3名は不満足、後半の3名は満足でした。
上方落語定席 島之内寄席(8月席)(2007年8月21日)
 ワッハ上方5階ワッハホールで開催された「月例 島之内寄席」に行きました。
 18時30分から20時55分まで、上方落語を楽しみました。2か月ぶりの島之内寄席です。観客数は最近では多い方でした。演者は、桂 吉坊(兵庫船)、笑福亭 瓶生(いらち俥)、笑福亭 鶴二(馬の田楽)、立花家 千橘(景清)、仲入り、桂 蝶六(昭和任侠伝)、桂 小枝(くっしゃみ講釈)でした。立花家 千橘の「景清」は枯れた味のある語り口で良かったです。仲入り後の桂 蝶六の「昭和任侠伝」も上手です。この日の注目は何と言っても桂 小枝の「くっしゃみ講釈」です。テレビで見る桂 小枝は「探偵!ナイトスクープ」の探偵であり、「土曜はダメよ!」の小枝不動産社長です。名前からして落語家であろうとは推測できますが、実際に落語を演じたのを見たことがありません。初めて噺を聞きましたが、桂 小枝は間違いなく落語家だったと改めて認識しました。語り口も面白く上手でした。探偵やレポーターだけでなく、落語でも活躍して欲しいと思いました。

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上方落語定席 島之内寄席(6月席)(2007年6月15日)
 ワッハ上方5階ワッハホールで開催された「月例 島之内寄席」に行きました。
 18時30分から20時40分まで、上方落語を楽しみました。2か月ぶりの島之内寄席です。観客数は4月より多いですが、おおよそ100名程でした。先月に繁昌亭の入場者が昨年9月15日のオープン以来10万人を突破したのに比べて寂しい限りです。上方落語協会はもっと島之内寄席を宣伝した方が良いのではないかと思っています。もっとも、島之内寄席に来る客は本当の落語フアンかもしれませんから、観客が増えて入場できなくなるのは困ります。演者は、桂 二乗(動物園)、桂 歌之助(うなぎ屋)、林家 染二(宿替え)、桂 一蝶(八五郎坊主)、仲入り、笑福亭 猿笑(?)、桂 文福(鹿政談)でした。笑福亭 猿笑が上方落語協会にあって唯一江戸落語を噺す落語家であることを初めて知りました。演目は予告と違いましたが、良かったです。桂 文福の「相撲甚句」は良かったですが、「鹿政談」はもう一つという感じでした。
上方落語定席 島之内寄席(4月席)(2007年4月20日)
 ワッハ上方5階ワッハホールで開催された「月例 島之内寄席」に行きました。
 18時30分から20時45分まで、上方落語を楽しみました。今までで一番お客の数が少なかったです。数えたところ70名程でした。演者は、桂 三四郎(お忘れ物承り所:桂 三枝作)、桂 しん吉(商売根問)、桂 文華(短命)、笑福亭 呂鶴(青菜)、仲入、桂 楽珍(宿題:桂 三枝作)、桂 米八(悋気の独楽)でした。どの演者の出来も良かったので、お客の少ないのが残念でした。
上方落語定席 島之内寄席(3月席)(2007年3月24日)
 ワッハ上方5階ワッハホールで開催された「月例 島之内寄席」に行きました。
 18時30分から20時50分まで、上方落語を楽しみました。先月に続き観客の数が少なく、おおよそ客席の3分の1程度でした。演者は、林家 市楼(つる)、笑福亭 風喬(大安売り)、桂 つく枝(堪忍袋)、笑福亭 松枝(寝床)、仲入、桂 あやめ(ルンルン大奥絵巻)、桂 都丸(桜の宮)でした。桂 つく枝は今年16年目で、亡き五代目 桂 文枝の弟子です。とてもうまいと思いました。笑福亭 松枝はテンポの良い語り口でしたが、時間の関係か噺の途中で終わったのが惜しいです。桂 あやめはNHKの連続テレビ小説「芋たこなんきん」に出演中です。少しかんだのが残念でした。

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上方落語定席 島之内寄席(2月席)(2007年2月9日)
 ワッハ上方5階ワッハホールで開催された「月例 島之内寄席」に行きました。
 18時30分から20時45分まで、上方落語を楽しみました。先月に続き観客の数が少ないです。無料の時は満員になるのに、有料だと観客の数が少なくなります。有料の観客は本当の上方落語フアンなのでしょう。演者は、露の 団姫(鉄砲勇助)、笑福亭 喬若(牛ほめ)、林家 うさぎ(ふぐ鍋)、露の 五郎兵衛(浮世床)、仲入、桂 三風(ロボG)、笑福亭 仁勇(鼓ヶ滝)でした。
上方落語定席 島之内寄席(1月席)(2007年1月20日)
 ワッハ上方5階ワッハホールで開催された「月例 島之内寄席」に行きました。2007年最初の島之内寄席です。
 18時半から20時40分まで、上方落語を楽しみました。今までで観客が一番少なかったように感じました。11日に開催された新進落語家競演会が満員だっただけに寂しいです。演者は、笑福亭 智之介(元犬)、笑福亭 たま(SMELL)、桂 坊枝(火焔太鼓)、露の 慎悟(二番煎じ)、仲入り、桂 朝太郎(お笑いマジック)、笑福亭 仁福(猿後家)でした。      

 

第12回新進落語家競演会(2007年1月11日)
 ワッハ上方5階ワッハホールで開催された第44回なにわ芸術祭新人賞選出「新進落語家競演会」に出かけました。昨年12月に上方落語協会から入場整理券が送られて来ました。
 出演者は、上方落語協会から推薦された入門10年前後の新進落語家で、月例の「上方落語定席 島之内寄席」出演者です。新人賞と奨励賞がそれぞれ1名ずつ選出されます。18時から20時10分まで新進落語家8名の落語を楽しみました。観客は無料のせいか300席ほぼ満員でした。桂 春雨の司会で出演者の挨拶、続いて出演順のくじ引きが行われ笑福亭 由瓶が赤(一番)を引きました。出演順が決まった後に審査員4名の挨拶がありました。出演者は、笑福亭 由瓶(おごろもち盗人)、桂 壱之輔(ぜんざい公社)、笑福亭 右喬(うなぎ屋)、桂 三ノ助(替わり目)、林家 染左(二人ぐせ)、仲入り、桂 春菜(任侠伝)、桂 三弥(隣の桜)、桂 福矢(延陽伯)でした。8人全員が12分間熱演しました。最後に出演者と審査員が感想を述べ、お開きとなりました。
 新人賞を林家 染左が奨励賞を桂 春菜が受賞しました。

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2006年

上方落語定席 島之内寄席(12月席)(2006年12月22日)
 ワッハ上方5階ワッハホールで開催された「月例 島之内寄席」に行きました。これで2006年は10回足を運んだことになります。
 18時30分から20時55分まで、上方落語を楽しみました。前月より観客が少なく感じました。演者は笑福亭 呂竹(色事根間)、桂 三若(一人静)、桂 米平(はてなの茶碗)、森乃 福郎(抜け雀)で、仲入り後に年末恒例の抽選会が行われました。観客総数は111名だそうで、景品はペアー宿泊券(8万円相当)1枚でした。残念ながら当たりませんでした。続いて、桂 枝光(相撲場風景)、桂 春之輔(まめだ)が演じました。この日は都合により、中取の桂 春之輔とトリの森乃 福郎が入れ替わりました。
上方落語定席 島之内寄席(11月席)(2006年11月21日)
 ワッハ上方5階ワッハホールで開催された「月例 島之内寄席」に行きました。10月席はソウル旅行のため行けませんでしたので、2ヶ月ぶりの寄席見物です。寒い夜でした。
 18時30分から20時50分まで、上方落語を楽しみました。今月は9月に比べて客の入りが多かったように感じます。演者は 林家 染太(犬の目)、霧の 吉次(夢八)、桂 枝女太(鹿政談)、笑福亭 福笑(今日の料理)、仲入、笑福亭 伯枝(へっつい盗人)、桂 小軽(ちじゃ医者)でした。
上方落語定席 島之内寄席(9月席)(2006年9月21日)
 ワッハ上方5階ワッハホールで開催された「月例 島之内寄席」に行きました。2月から8ヶ月連続です。
 18時30分から21時00分まで、上方落語を楽しみました。今月は先月に比べて客の入りが少なかったです。演者は 笑福亭 瓶成(いらち俥)、林家 竹丸(うなぎ屋)、月亭 八天(くやみ)、笑福亭 松喬(花筏)、仲入、桂 米二(茶の湯)、桂 文喬(住吉駕籠)でした。

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上方落語定席 島之内寄席(8月席)(2006年8月18日)
 ワッハ上方5階ワッハホールで開催された「月例 島之内寄席」に行きました。2月から7ヶ月連続です。来場時にスタンプを押して貰っており、今月はスタンプ6個で協会グッズ(携帯ストラップ)を貰いました。
 18時30分から20時55分まで、上方落語を楽しみました。今月は今までで一番客の入りが多かったです。演者は 桂 まめだ(道具屋)、笑福亭 由瓶(手水廻し)、笑福亭 仁昇(向う付け)、桂 福団治(南瓜屋政談)、仲入、桂 小米朝(稽古屋)、笑福亭 仁智(源太と兄貴)でした。人間国宝の米朝師匠が骨折した経緯を息子の小米朝が話しました。自宅の布団の上で倒れ、第12胸椎を圧迫骨折したそうです。
上方落語定席 島之内寄席(7月席)(2006年7月13日)
 ワッハ上方5階ワッハホールで開催された「月例 島之内寄席」に行きました。2月から6ヶ月連続です。来場時にスタンプを押して貰っており、今月はスタンプ6個で協会グッズ(携帯ストラップらしい)が貰えると思っていましたが、残念ながら次回来場時だそうです。
 18時30分から20時45分まで、上方落語を楽しみました。先月までは13:30分開演でしたが、今月は夕方開演になりました。いつもより客の入りが多いように感じました。私の隣席には友達らしい若い女性3人組が座りました。休憩時間にKICOCA(島之内寄席友の会)へ入会したようでした。演者は 桂 ちょうば(鉄砲勇助)、桂 春菜(野ざらし)、笑福亭 三喬(首の仕替)、桂 ざこば(ろくろ首)、仲入、笑福亭 仁嬌(二十四孝)、笑福亭 小つる(竹の水仙)でした。テレビでお馴染みの桂 ざこばの落語を始めて聞きました。「ろくろ首」や「竹の水仙」は東京でも聞いたことがありましたが、関西弁で聞くと少し趣が違います。
上方落語定席 島之内寄席(6月席)(2006年6月17日)
 ワッハ上方5階ワッハホールで開催された「月例 島之内寄席」に行きました。2月から5ヶ月連続です。来場時にスタンプを押して貰っており、来月にはスタンプ6個で協会グッズ(携帯ストラップらしい)が貰えます。
 13時30分から15時55分まで、上方落語を楽しみました。演者は林家 卯三郎(延陽伯)、桂 三之助(アメリカ人が家にやってきた)、笑福亭 恭瓶(町内の若衆)、月亭 八方(蛇含草)、仲入、桂 春雨(七段目)、笑福亭 仁扇(天狗の裁き)でした。テレビでお馴染みの月亭 八方の落語を始めて聞きました。

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上方落語定席 島之内寄席(5月席)(2006年5月20日)
 ワッハ上方5階ワッハホールで開催された「月例 島之内寄席」に行きました。毎回、いろいろな落語家の話が聴けて楽しみです。テレビでお馴染みの落語家、ベテラン、中堅、若手の落語家の話が聴けます。
 13時30分から15時45分まで上方落語を楽しみました。本日はお馴染みの演目が多かったです。演者は、桂 ひろば(兵庫船)、笑福亭 右喬(時うどん)、林家 そめすけ(子ほめ)、桂 きん枝(看板の一)、仲入、桂 枝三郎(半分垢)、笑福亭 鶴志(火焔太鼓)でした。桂 きん枝の落語を初めて聞きましたが、なかなか風格があり良かったです。
上方落語定席 島之内寄席(4月席)(2006年4月15日)
 ワッハ上方5階ワッハホールで開催された「月例 島之内寄席」に行きました。2月から3ヶ月連続です。
 13時30分から16時まで上方落語を楽しみました。演者は、笑福亭 鉄瓶(田楽喰い)、林家 染左(動物園)、月亭 遊方(虚礼困惑騒動)、桂 春団冶(皿屋敷)、仲入、笑福亭 竹林(手紙無筆)、桂 文也(天神山)でした。桂 春団冶師匠は流石一流です。
上方落語定席 島之内寄席(3月席)(2006年3月25日)
 ワッハ上方5階ワッハホールで開催された「月例 島之内寄席」に行きました。2月に続いて2回目です。
 13時30分から16時10分までの2時間半を笑って過ごしました。私の右隣の席の2人の男性は演者が変わるごとに落語談義を行っていました。演者は、桂 佐ん吉(狸の賽)、桂 三弥(天災)、桂 米左(禁酒番屋)、笑福亭 仁鶴(壺算)、仲入、笑福亭 伯鶴(婆ぁちゃん旅行社)、立花家 千橘(加賀見山)でした。テレビでよく観る仁鶴師匠の落語を初めて生で聴きました。枯れた味のある落語でした。
上方落語定席 島之内寄席(2月席)(2006年2月25日)
 地下鉄なんば駅近くの大阪府立上方演芸資料館(ワッハ上方)5階のワッハールで開催された「月例 島之内寄席」に行きました。会場でKICOCA(島之内寄席友の会)へ入会しました。
 場内に入ると舞台に向かって左前の席に30名程の小学生の団体が座っていました。13時30分の開演から15時40分までの2時間を楽しく過ごしました。演者は、桂 さん都(みかん屋)、桂 福矢(大安売)、林家 花丸(電話の散財)、笑福亭 呂鶴(仏師屋盗人)、仲入、露の 団六(つる)、桂 春駒(猿後家)でした。上方落語では「見台・子拍子・膝隠し」と言われる道具が使われています。また、「はめもの」という噺の最中に入る効果音のような演出効果があります。
ワッハホール
ワッハホール

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第七藝術劇場

第七藝術劇場
 第七藝術劇場は阪急十三駅から徒歩3分ほどのサンポードシティ内にあるミニシアターです。「ナナゲイ」と略されます。1999年5月から休館していましたが、2002年7月に再オープンしました。上映される作品のマニアック度/インディペンデント度は大阪市西区にあるシネ・ヌーヴォーと双璧をなしています。
 年会費制の会員制度(ナナゲイシネマクラブ)があり、会員になると割引料金の適用、提携劇場での割引料金適用等の特典が得られます。私も、2010年6月17日に入会しました。入会時に招待券1枚進呈されました。有料鑑賞1回につき1ポイント、7ポイントで招待券、さらに6ポイントで招待券が発行されます。 

2010年

2010年

祝の島(ほうりのしま)(2010年8月31日(火))
 15時35分から「祝の島」(監督 纐纈あや)を鑑賞しました。小さな島の住民が28年間原発反対を続けています。
 「山口県上関町祝島」は瀬戸内海に浮かぶ小さな島です。「海は私たちのいのち」と島の人びとは言います。1982年、島の対岸4Kmに原子力発電所建設計画が持ち上がりました。「海と山さえあれば生きていける。だからわしらの代では海は売れん」と、以来28年間反対を続けています。映画には日本の地方にある日常風景が映し出されています。祝島の春夏秋冬の暮らしとともに原発反対の活動が描かれています。
 原発賛成の人は都会に多いと言います。それでは、東京や大阪のど真ん中に原発建設計画が持ち上がったら、都会の住民はどのように反応するのでしょうか? 多分、「原発は危険だ」と言って反対するでしょう。原発について考えさせられる映画です。 
映画「祝の島」のチラシ

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キャタピラー(2010年8月25日(水))
 14時30分から「キャタピラー」(製作・監督 若松孝二)を鑑賞しました。第60回ベルリン国際映画祭 銀熊賞(最優秀女優賞)受賞作品です。
 シゲ子の夫 久蔵が村の皆に見送られて戦場へ出征しました。しかし傷痍軍人として帰還した久蔵は、顔が焼けただれ、四肢を失い、頭と胴体だけの無残な姿でした。勲章を胸に飾り、「生ける軍神」となって祀られました。口もきけず、耳も聞こえず、身動きのできない体になっても、食欲と性欲は旺盛で、シゲ子は久蔵に尽くしました。久蔵は、自らを讃えた新聞記事や勲章を誇りにしていました。やがて敗戦が色濃くなっていく中、久蔵の脳裏に、戦場で犯した女たちの悲鳴や、刺し殺した女たちの目、女たちを焼き尽くす炎が・・・。そして、二人に敗戦の日が訪れました。
映画「キャタピラー」のチラシ

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老人と海(2010年8月12日(木))
 14時40分から「老人と海」(監督 ジャン・ユンカーマン)を鑑賞しました。監督が20年前に与那国島でじいちゃんに出会い、1年にわたって撮影をしました。
 今から20年前、与那国島に、サバニと呼ばれる小舟を操り巨大カジキを追う82歳の老漁師がいました。島の人々に支えられながら、ばーちゃんと二人で暮らしています。与那国島の独特な文化(ハーリー舟競争、金毘羅祭り)やゆったりした生活をカメラに収めています。じいちゃんは長い不漁に苦しみながらも、1年後に171キログラムのカジキとの闘いに勝ちました。
 映画完成後、最初の上映会は与那国島で開かれ、じいちゃんはヒーローになりました。しかし、東京公演を1ヶ月後に控えた1990年7月末、いつものようにサバニで漁に出たが、カジキと思われる大魚に引きづり込まれて還らぬ人となりました。
映画「老人と海」のちらし

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THE COVE [ザ・コーヴ](2010年7月10日(土))
 13時35分から15時10分まで、「THE COVE [ザ・コーヴ]」(監督 ルイ・シホヨス)を鑑賞しました。普段ナナゲイの平日午後の観客は20人足らずですが、この映画の上映の是非をめぐって論議を呼んだことも(また土曜日ということも?)あったせいか90席はほぼ埋まりました。
 和歌山県太地町の入り江(コーヴ)で行われているイルカ漁を撮影したドキュメンタリーです。「古式捕鯨発祥の地」とされる太地町で行われているイルカ追い込み漁を批判的に描いています。鑑賞していて嫌悪感を感じたのは、意図的に水産庁や警察官、漁民たちを悪役に仕立てようとしているところです。
 関係ないのに、築地市場でマグロが並べられている映像が映し出されていました。また、イルカ肉に含まれる水銀による健康問題を日本政府が隠ぺいしているとして、水俣病の映像も入れていました。厚生労働省は、平成15年6月3日に「水銀を含有する魚介類等の摂食に関する注意事項」を公表しています。
 プロパガンダ映画としては良くできています。それ故に、映画を観た人びとが、作り手の主張を鵜呑みにする恐れがあります。太地町の関係者は上映中止を訴えるのでなく、映画の内容に捏造や恣意的な編集があれば、事実に基づいて正々堂々と反論すべきだと思います。
「ザ・コーブ」ちらし

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クロッシング(2010年7月1日(木))
 14時45分から16時40分まで「クロッシング」(監督 キム・デギュン)を鑑賞しました。北朝鮮の住民のリアルな日常と、強制収容所の実態を描いています。
 北朝鮮の炭鉱の町で、貧しいけれども幸せに暮らす三人家族がいました。元サッカー選手の主人公の妻が肺結核で倒れてしまいます。薬を手に入れるために、危険を冒して中国へ渡りました。身を隠しながら、薬を得るために一生懸命に働きます。しかし、薬を得て北朝鮮に戻ろうとの思いに反して、他の脱北者たちとともに韓国へ亡命することになりました。
 その頃、妻が死亡し、一人息子は強制収容所に入れられてしまいます。韓国に渡った主人公はブローカーを通じて息子の行方を知り、再会を試みます。息子はブローカーにより、北朝鮮→中国→モンゴルと旅をします。途中、父と息子は電話で話すことができましたが、結末は・・・。
 北朝鮮から亡命した人びとへの取材を基に、北朝鮮の現実に真正面から切り込んだ力作です。
映画「クロッシング」のパンフレット

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ONE SHOT ONE KILL−兵士になるということ−(2010年6月24日(木))
 16時20分から18時15分まで「ONE SHOT ONE KILL −兵士になるということ−」(監督 藤本幸久)を鑑賞しました。普通に社会で暮らしている人が兵士になるまでの記録です。
 サウスカロライナ州パリスアイランドにアメリカ海兵隊のブートキャンプ(新兵訓練所)があります。入隊した若者たちは、ここで12週間の訓練を受けます。ブートキャンプに到着した直後の不眠の48時間から、マーシャル・アート(格闘技の訓練)、銃剣の訓練、ライフル射撃、クルッシプル(卒業演習)、卒業式までを描いています。毎週500人の若者たちがやって来るそうです。
 「人は人を殺せるようには、できていない。では、どうすれば、普通の若者が戦場で人を殺せるようになるのか」がわかる映画です。
ONE SHOT ONE KILL −兵士になるということ−
ジョニー・マッド・ドッグ(2010年6月24日(木))
 14時25分から16時5分まで「ジョニー・マッド・ドッグ」(監督・脚本 ジャン=ステファーヌ・ソヴェール)を鑑賞しました。
 内戦で混乱するアフリカ大陸で戦う少年少女たちの現実を描いた映画です。反政府軍を名乗り、虐殺・レイプ・強盗などで人びとを恐怖に陥れる少年兵のコマンド部隊がありました。部隊のリーダーは、「マッド・ドッグ」と呼ばれる15歳のジョニーです。武器を手に持ち、まるでゲームのように虐殺や強盗を繰り返す少年たちの日々を描いています。キャストは、オーディションにて選ばれた15人の元少年兵たちです。
 少年兵たちは、冷酷な兵士として教育されます。人を殺す事を何とも思っていません。相手が大人でも子供でも平気で撃ってきます。それを英雄視するような教育を受けています。現在も、アフリカ大陸の一部ではこの映画と全く変わらない事が行われています。
ジョニー・マッド・ドッグ

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立ちあがるイラク帰還兵(IVAW)(2010年6月17日(木))
 17時から18時10分まで「立ちあがるイラク帰還兵(IVAW)」(撮影・監修 木村修)を鑑賞しました。第T部 アメリカ帰還兵・イラクに誓う、第U部 戦争を拒否する兵士たち。
 アメリカにおける反戦運動を紹介したドキュメンタリーです。「もう次の帰還兵世代をつくらない」ために活動するIVAW(反戦イラク帰還兵の会)、VFP(平和を求める退役軍人の会)、VVAW(反戦ベトナム帰還兵の会)などの戦場を経験した人びとの平和への叫びが続くアメリカ。彼らは、「国家の手段としての戦争の廃絶」を呼びかけています。マスコミからは見ることのない、世代を越えた反戦運動が紹介されました。
 放映後、撮影・監修の木村修氏の挨拶がありました。
立ちあがれイラク帰還兵
ビルマVJ 消された革命(2010年6月17日(木))
 15時から16時35分まで、「ビルマVJ 消された革命」(監督 アンダース・オステルガルド)を鑑賞しました。
 軍事独裁政権によって外国人ジャーナリストの入国が厳しく制限されているビルマですが、世界中に2007年の反政府デモの様子が報じられました。拷問や投獄のリスクをかえりみずに情報を発信し続けた「ビルマ民主の声」のVJ(ビデオ・ジャーナリスト)の命がけな活動がありました。国軍兵士によって日本人ジャーナリスト長井健司氏が銃殺される瞬間を世界に配信したのも彼らです。軍事独裁国家に潜伏したビデオ・ジャーナリスたちが命をかけて手にした映像には、この国の未来が映っていました。
 軍事政権下にあるビルマ(ミャンマー)と非常に深い関係のある日本が、ビルマの人々を助けるために何かをしなければなりません。
ビルマVJ 消された革命

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いろいろ

2005年|2006年2007年2008年2009年2010年 

2010年

ぶらり若狭カニ三昧の旅

日帰りバス旅行:ぶらり若狭カニ三昧の旅(2010年3月18日)
 「中華料理 青冥」の「お客様謝恩キャンペーン」に応募して、「特選 日帰りバス旅行」に当選しました。同伴者旅行代金を支払って妻と二人で参加しました。
 7時30分に梅田 を出発しました。行程は、岐阜県養老町のモード館(工場見学、ショッピング)→福井県美浜町の千鳥苑(昼食)→敦賀市の気比の松原→気比神宮→昆布館(ショッピング)→小牧かまぼこ(ショッピング)でした。千鳥苑を出発する頃から雨が降り出しましたが、19時30分に梅田に戻った時には止んでいました。
 昼食にはカニが2杯付いており、食べきれない分は自宅へ持ち帰りま した。 

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2009年

湯ったりわしゅう温泉と倉敷美観地区散策の旅

日帰りバス旅行:湯ったりわしゅう温泉と倉敷美観地区散策の旅(2009年7月19日)
 中華料理「龍鳳」の「日頃のご愛顧に感謝龍鳳で招福Vol.4」に応募して、4等の「日帰りバスツアー」に当選しました。同伴者参加費用を追加して妻と二人で参加しました。
 梅田に集合し、8時30分に出発しました。行程は、オパールミュージアム神戸(ショッピング)→わしゅう温泉 下電ホテル(昼食・入浴)→岡山漁連 ふゅーちゃー(ショッピング)→倉敷美観地区(見学)でした。雨の中、21時に梅田に戻りました。
 下電ホテルでの昼食後に入浴の代わりに、遊覧船「はつひ丸」に乗り瀬戸大橋遊覧を楽しみました。下電ホテル前より出航し、島々を縫って45分ほど航行しました。船上から瀬戸大橋を真下から見ることができました。それが下の写真です。今回のバス旅行で一番の収穫は、遊覧船上から瀬戸大橋を下から眺められたことです。
   

   

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2008年

醍醐寺の桜

醍醐寺の桜(2008年3月28日)
 3人で、醍醐寺と平等院へ行きました。
 京へ花見に行くことになりましたが、醍醐寺の桜が見頃ということで出かけました。11時過ぎに醍醐寺に到着しました。開花状況は、しだれ桜が見頃で、染井吉野が3分咲き、八重桜はつぼみでした。醍醐寺霊宝館のしだれ桜はとても見事でした。今まで見た桜の中で一番です。霊宝館、三宝院、金堂、五重塔等を拝観しました。醍醐寺の中で軽く食事をして、平等院へ向かいました。14時に平等院に到着し、院内を散策しました。平等院もしだれ桜が見頃でした。
醍醐寺霊宝館の桜1  醍醐寺三宝院の桜1
醍醐寺霊宝館の桜2  醍醐寺三宝院の桜2
左:霊宝館のしだれ桜    右:三宝院のしだれ桜

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2007年

苫田温泉 

苫田温泉:乃利武(2007年6月3日〜4日)
 前日の6月2日、岡山市で営まれた義父の十七回忌と義母の七回忌の法要に妻と共に参列しました。せっかく岡山へ来たので、苫田温泉の「乃利武」で一泊することにしました。
 「乃利武」は岡山の隠れ宿と呼ばれ、岡山市中心部から20分程のところにあります。四方を山に囲まれ、自然の真っただ中にあります。温泉に入り、ゆっくり、のんびりと過ごしました。温泉は天然ラジウム温泉で、夕食前、就寝前、起床後の3回入りました。部屋から大浴場へ行くのにエレベータを乗り降りしながら迷路のような廊下を歩きます。斜めに昇降するエレベータが珍しいです。夕食は岡山産の芋焼酎を飲みながらゆっくりと食しました。料理の種類が多くお腹がいっぱいになりました。味の方もまずまずでした。
乃利武1 乃利武2 乃利武3 乃利武4 乃利武5

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2006年

柴島浄水場 桜並木の通り抜け|造幣局 桜の通り抜けさよなら交通博物館なにわ淀川花火大会ソウル2泊3日

ソウル2泊3日(2006年10月15日〜17日)
 ソウルへ妻と義姉と3人で2泊3日の旅行に行ってきました。妻の発案で食事と私の皮ジャケット購入目的でソウルへ行きました。以前、妻は隔週でソウルへ婦人服の仕入れに行ってました。その時に食べたジャージャー麺をまた食べたいと言い出しました。私の体調も良くなり義姉も以前から行きたいと言っていたのでソウル行きが決まりました。
 15日:9時30分発のJAL961便で関西空港を発ち、仁川(イン チョン)国際空港へ向かいました。仁川国際空港には模範タクシーが待っていて、明洞(ミョン ドン)にあるパシフィックホテルまで送ってくれました。ホテルの背景(南)には南山パークソウルタワーがそびえています。また、南大門及び東大門市場、主要デパートまで10分内外の場所にあります。私がダブルルームに妻と義姉がスイートルームに宿泊しました。
 ホテルで一休みして、妻が贔屓のホテル近くの中國料理「東方紅」へ昼食を食べに行きました。妻の勧める「ジャージャー麺」を注文しました。黒味噌で黒いジャージャー麺を食べましたが、辛くなくどちらかというと甘めで美味しい味でした。小皿に盛られた玉ねぎの小片とタクアンそしてキムチがテーブルの上に置かれました。玉ねぎを黒味噌に付けて食べましたが甘みがあり美味しかったです。タクアンは日本と変わらず、キムチは非常に辛く残しました。
 昼食後、梨泰院(イ テ ウォン)へ行きました。ソウル滞在中の移動は一般タクシーを利用しました。梨泰院は昔から外国人の往来が盛んだった国際貿易地域で、米軍基地が周辺に出来てからは外国人相手のショッピングタウンと異国的な商店ができ始めたそうです。大通り沿いには皮革製品やスポーツ製品、韓国伝統土産物店等が建ち並んでいます。歩道には露店が並び服や雑貨を売っていました。歩道を歩いていると日本語で「本物に近いニセモノあります」「ニセモノいりませんか?」と次々声がかかります。妻はバッグとネックレスを、義姉はバッグと犬の服を、私は皮ジャケットと帽子を購入しました。ソウル市内を歩いていて気になったのは自転車を見かけない(滞在中見たのは3台の自転車のみ)こととオートバイが歩道を走っていることでした。
 夕食は南大門(ナム デ ムン)にある「韓牛村」で焼肉を食べました。ロースは柔らかくとても美味しかったのですが、焼きすぎると硬くなるので注意が必要です。テープルの上には皿に盛られた料理が沢山並べられましたが、とても辛い食物もありそれは残しました。酒は日本でもお馴染みの眞露(焼酎)を注文しました。日本で売られている眞露よりアルコール度数は低かったです。
 夕食後は明洞の商店や露店を見て歩きました。妻と義姉は気に入った小物を買っていました。ホテルに戻ったのは22時30分過ぎでした。
 16日:朝食は東大門(トン デ ムン)の屋台でうどんと韓国風のり巻きを食べました。食後は新平和市場内の衣類の店を見て歩きました。妻が品物を仕入れていた所です。時刻が朝の10時過ぎ(店は22時以降に開店)だったので既に多くの店が閉まっていましたが、4階から1階までの狭い通り道の両側に並ぶ小規模な店の商品を見て歩きました。普通の値段より3割から4割安いそうです。妻と義姉は自分や子ども、孫のために買い物をしていました。
 遅い昼食は昨日と同じく東方紅で食べました。妻はジャージャー麺を私と義姉は炒飯を食べました。食事中にサイレンが聞こえました。17日の帰りの模範タクシーの運転手から14時から20分間民防空訓練が行われたことを聞きました。
 昨日妻が購入したネックレスの留め金が緩んだのを直すために梨泰院へ行きました。購入した店と違う店に入ってしまいましたが、店主は自分の店の物でないと言いながらも親切に直してくれました。昨日、義姉はダウンジャケットを買うつもりでしたが、見付かりませんでした。スポーツ製品を売っている店が並んでいる場所を通ったので、アディダスの店へ入り最新モデルのダウンジャケット見付けて購入しました。
 夕食は明洞の石焼ビビンバ創始者の店「全州中央会館」で食べました。チヂミとプルコギと石焼ビビンバを食べどぶろくを飲みました。夕食後は露店の商品を見て歩き、22時過ぎにホテルへ戻りました。
 17日:朝食は前夜ホテル近くのコンビニで買ったサンドイッチと牛乳で済ませました。13時少し前に15日と同じ模範タクシーがホテルまで迎えに来ました。運転手さんの子どもは3人で、女の子が2人いて次女は日本へ2年間留学して今は先生になっているそうです。一番下は男の子で現在大学生とのことでした。仁川国際空港で昼食を食べた後、お土産の竹塩岩のりを購入し空港内の商店を見て歩きました。そして、17時55分発JAL964便で関西空港へ戻りました。なお、搭乗前検査では靴とズボンのベルトを脱がされました。
ソウル ソウル ソウル 屋台  
左の2枚は明洞(ミョン ドン)にて撮影   右の2枚は東天門(トン デ ムン)にて撮影

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なにわ淀川花火大会(2006年8月5日)
 20時少し前、突然爆音が鳴り響きました。なにわ淀川花火大会の始まりです。午後3時頃には花火の見物か、十三の街を浴衣を着た若いアベックが何組も歩いていました。20時過ぎから、妻と共に淀川近くの通りから花火を見物しました。ほんの30分位花火を見てから帰宅の途に着きましたが、車道には帰宅を急ぐ見物客が溢れていました。
 花火 花火 花火 花火  
花火 花火 花火 花火
花火 花火 花火 花火

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さよなら交通博物館(2006年5月12日)
 交通博物館へ行って来ました。テレビのニュースで交通博物館が5月14日をもって閉館することを知ったからです。物心ついてから社会人になるまで住んでいた神田須田町は、交通博物館のある万世橋のすぐそばです。交通博物館へはよく行きました。その交通博物館が閉館すると聞き、丁度上京する機会があったので11時過ぎに交通博物館へ行きました。
 交通博物館の前には大勢の人がカメラを構えていました。私も同様にデジカメで交通博物館を撮影しました。そして、玄関前の見学者の列に並び入館券を購入して館内に入ると、館内は見学者で混んでいました。1階の機関車ホールには9850形蒸気機関車とC57形蒸気機関車が展示してあり、天井には航空機(アンリ・フォルマン機とベル47D−1型ヘリコプター)が展示されています。パノラマ模型運転場は観客で一杯でした。パノラマ模型運転場の脇には乳母車が沢山置かれていました。1階の展示物を一通り見学して、2階へ上がりました。2階は自動車と船舶関係が展示されています。お腹が空いたので2階別館の休憩コーナーへ移動し、好物の「肉の万世」の「万かつサンド」を買って食べました。万世橋へ行くので「万かつサンド」を買おうと思っていたのですが、館内で売っていたので手間が省けました。食後に別館の1階に降り、屋外展示(弁慶号等)を見学しました。3階に上がり航空機関係の展示を見て、1階に降りましました。1階の展示物を撮影して、13時50分に外へ出ました。玄関横の車両展示物(D51、新幹線)を撮影して交通博物館を後にしました。
 さようなら交通博物館。
交通博物館 交通博物館 蒸気機関車 航空機
左から 交通博物館玄関 玄関横車両展示 機関車ホール 航空機展示
 パノラマ模型運転場 なかよし号の大型模型 三輪自動車 咸臨丸の模型  
パノラマ模型運転場 なかよし号の大型模型 三輪自動車 咸臨丸の模型
弁慶号 二宮忠八のカラス型模型飛行機 D51形蒸気機関車 0系新幹線
屋外展示の弁慶号 小宮忠八のカラス型模型飛行機 玄関横展示のD51形蒸気機関車と0系新幹線 

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造幣局 桜の通り抜け(2006年4月16日)
 造幣局 桜の通り抜けへ妻と行きました。天満橋駅から大勢の人々が列をなして造幣局南門へ向かいます。
 毎年4月中旬頃桜の開花時に、造幣局構内旧淀川沿いの全長560mの道路を一般花見客のために1週間開放しています。現在構内にある桜は123品種、363本を数えています。明治16年に開始した「通り抜け」は浪速の春を飾る風物詩として、人々に愛されています。今年の花は「大手毬」(上段左端の写真)です。南門(通り抜け入り口)から入り、左右に連なる桜を見ながらゆっくりと前へ進みます。大勢の人で前に進むのが大変でした。北門(通り抜け出口)の手前右の桜門(公園降り口)から構外へ出ました。そして、シートに座り大川(旧淀川)と対岸の桜ノ宮を眺めながらお弁当を食べました。
桜 桜 桜 桜
桜 桜 桜 水上バス
柴島浄水場 桜並木の通り抜け(2006年4月9日)
 柴島浄水場桜並木の通り抜けへ妻と行きました。浄水場沿いの桜並木の下では多くの花見客が宴会を開いていました。
 柴島浄水場桜並木の通り抜けは1989年の春より始まり、浄水場内の160本と周辺もあわせて約280本の桜が咲き乱れる名所になりました。@市内にあり、駅に近い A夜桜が楽しめる B直接火を起こさなければ、コンロなどを持ち込みバーベキューなどができることにより年々人気が高まっています。
桜 桜 桜 桜 

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2005年

中秋の名月(2005年9月18日)
 19時頃に空を見上げたら、東の空にまん丸な綺麗な月が見えました。旧暦8月15日「中秋の名月」で、今年も昨年と同じく満月でした。お団子やススキのお供えはありませんが、ベランダへ出て暫らくの間「お月見」をしました。
 17時過ぎに、多摩川の河川敷をウオーキングしていたら私の足元から「ガサガサ」という音をたてて無数の「蟹」が川の方へ逃げて行くのが見えました。先月中旬にも同じ光景を見ていますが、その後は遭遇しませんでした。満月と蟹の出現には何かの関係があるのでしょうか?
中秋の名月
環境チャリティ・コンサートVol.13≪雨宮麻世 古楽器との競演!≫(2005年9月15日)
 何十年ぶりかでコンサート会場へ出掛けました。3H例会 で知り合ったソプラノ歌手の「雨宮麻世さん」 http://homepage1.nifty.com/amagai/ のコンサートに行きました。コンサートのタイトルは『<地球と子どもたち>環境チャリティーコンサートVol.13 雨宮麻世 古楽器との競演!−日本の歌・ルネッサンスの歌−』で、コンサートの収益の一部は子どもの環境教育活動へ寄附されます。
 18時30分過ぎに会場の浜離宮朝日ホールへ着いたら、3H例会のメンバー2名がいました。雑談をし、19時少し前に席(1階15列10番)に座り開演を待ちました。19時過ぎに雨宮麻世さんが空色の衣装で舞台に現われ、西山まりえさんのバロック・ハープを伴奏に「ゆりかご」を歌い出しました。麻世さんは私の席の真正面で歌っています。その歌声は「聖母マリアのクリスタル・ヴォイス」と称される程、美しく澄んだ響きには魅了されました。コンサートはパート1を日本の歌、パート2はルネッサンスの歌で構成されていました。麻世さんが歌の解説を行い歌います。パート1の日本の歌は全10曲で、伴奏はハープ奏者の西山まりえさんです。バロック・ハープを伴奏に3曲、ゴシック・ハープを伴奏に3曲歌いました。途中、西山まりえさんが演奏している2種類のハープ(バロック・ハープ、ゴシック・ハープ)の説明を行い、ソロでバロック・ハープを演奏しました。続いて、バロック・ハープを伴奏に3曲歌いました。「赤トンボ」は会場も一緒になって歌い、パート1の最後の歌は「この道」でした。
 15分休憩後、麻世さんが朱色の衣装で舞台に現われました。パート2はアントネッロ(コルネット:濱田芳通さん、ヴィオラ・ダ・ガンバ:石川かおりさん、バロック・ハープ:西山まりえさん)の伴奏でイタリアのルネッサンスの歌を全部で5曲歌いました。途中、アントネッロが演奏しているコルネット等4種類の笛とヴィオラ・ダ・ガンバの説明を行い、アントネッロのみで演奏を行いました。カーテンコールで「グリーン・スリーブス」を歌い、コンサートは21時15分に終わりました。麻世さんは艶やかで素晴らしい歌声でした。
 帰りに、入場時に購入したNEWアルバム「美しき詩情−声とハープの新しき出逢い」に麻世さんのサインを貰い、握手をして21時30分に会場を後にしました。

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